旅の恥は掻き捨て~安房人、東北人の生態と館山のカフェ&バーにてファッションについておおいに語る~

前回触れた話だったが、2012年だったか13年だったかの頃千葉県の館山市に友人を訪ねて1泊した。

当時は今より予算がなかったため、仙台駅東口からバス~東京駅八重洲口から房総なのはな号に乗り館山~ローカルバス乗り継ぎ、かの有名な安房神社付近までバスの旅だった。

 

友人は2011年の東日本大震災時、福島県裏磐梯のホテルで働いていたが、休業を余儀なくされて会社の紹介で館山のホテルへ転職した。

私も無事だったから笑い話になるのだが、私の当時の住まいは津波で全壊し、震災後は壊滅という情報しかなかった地域だったため

「いやー、てっきりあのときはあなた、死んでしまったんじゃないかって心配してたよ」

と今でも折りに触れて言われたりする。

彼女とは同じ町内出身で、高校1年のクラスが同じとなり出会う。

なかなか変わった友人なので、彼女のオモシロ話はまた機会があれば別のときに語りたい。

 

私は当時仙台中心部のオフィスビルで働いていたため、身一つだったが無事だった。

家族は当時いちご農家だったため、海岸付近の畑のハウスを戸締まりしてから避難したのだが無事だった。今思うとすぐ避難すればよかったのにね、と家人は言う。

震災発生してから40分やそこら。もっと南の地区はもっと津波の到達時間が早かったから、助かったのは本当に運としか言い様がない。

身内が自宅に残っていたため、見に行くと言って引き返したという近所の人は皆亡くなってしまったそうだ。

 

しかし、オフィスの7階で経験した震度7の揺れは今でも強烈に覚えている。

長くなるし今回は震災の話ではないので割愛するが、とりあえず泊まりに行った際はそんな話をした記憶がある。

 

さて、館山のカフェ&バーだが。

安房の人たちは農閑期の祭りに命を燃やすのだそう(友人の私見)。

寡黙で働き者の東北人と違い、(雪国は蓄えないと冬が越せないからな。安房なら最悪冬でも凍死しないだろうと私の私見。)気候に恵まれていてさほど気張らなくても収穫に恵まれる土地柄ゆえ(失礼。友人の私見です。)トップシーズンにガーと働き、後はわりかしのんびりしか働かない。そして、年1度の祭りの為の準備に余念がないのだそうだ。

 

なんとなく、想像できる気がする。そんで、そういう時に男女が結ばれてきっと結婚率とか出生率が上がるんだろうなと私は思った。

 

仕事が出来て稼ぐ男より、祭りで神輿を見事に担ぐ男がイケてる。

そうやって、ここの女達は男を選ぶのよ。(友人談、ほんまかいな。)

前置きが長くなったが、カフェ&バーである。

送迎もやってくれている所だったので、田んぼだらけの合間をぬって、送り迎えをしてくれた。私も友人もお酒を飲まないと言う選択肢がないものだから、ありがたや。

 

そこは、そこはかとなくハイセンスな方たちが集ういうなればサロンのような場所の様だった。

友人曰く、都市部で稼ぎまくって、セミリタイヤとかされた方が昔の夢を思い出して自分のお店をオープンしたり、趣味に没頭したり。ともかくそんな人が来たりするらしい。

 

ともかくそこでタンカレー ジン(前回のブログ参照。)でつくった美味しいジントニックを頂き、美味しいフードを頂き、口の滑りが相当よくなった。

 

私はふとその当時はまっていた、ジャンポールエヴァンのマカロンや、テオブロマというショコラティエのチョコレートの話や、昔憧れていたモードのお洋服の話がしたくなった。

 

まだファストファッションが台頭してなく、ユニクロも今ほど国民服ではなかった時代。

 

社会人になりたての18歳の私は、お洋服が大好きだった。

 

もちろんデザイナーズブランドのお洋服などそうそう買えるものではなく、でも見るのはただなので、買えそうにない価格帯のお店もよく見に行った。

 

ジャン=ポール・ゴルチエ路面店

今は無き仙台さくら野に入っていた ATSURO TAYAMA、A/T。

 

仙台藤崎のケイタ・マルヤマ。奮発して買ったシルク混の、千鳥格子柄のワンピースは今でも鮮明に覚えている。

 

仙台フォーラスツモリチサト、ZUCCA、コムデギャルソン。

A.P.Cはバーゲンの時頑張って買った記憶がある。

 

ヨージ・ヤマモトやY‘sは仙台のどのファッションビルでみたっけ?

 

ブランドの古着を扱うお洋服屋さんもよく覗いていた。

 

館山を訪れた2012年当時はファストファッションのZARAやH&MやForever21が全盛期。

お洋服に対して昔ほどの熱が上がらない時期でもあった。

そんな話をジントニックを飲みながら、管を巻いた客相手に店員さんもそこそこ相づちを打ってくれてはいたが、しゃべりすぎて あー恥ずかし。

そんな旅の記憶とともに、ファッションの話をブログに残そうと思った。

 

 

ここからさらに10年たった今、再びモードを見直している。

コロナ禍で出会ったYouTuber達。(もちろん動画を観るだけで、一方的にこちらが出会ったという意味です。)

私が好むファッション系のYouTuber達は50代位の年齢層の方たち。

20代位で出会った服達を今も大事に着ている。もちろん、最近のファストファッションも上手に取り入れて。

こういう価値観大好き!

 

最近気になるブランド、メゾン・マルジェラもそこで知った。

どこで売ってるんだろう、と調べたらなんと35年以上前から仙台に路面店があるそう。知らなかった!

18歳当時から知っていたら、マルジェラ本人期のメゾン・マルタン・マルジェラ期のお洋服も見れただろうな、という点だけちょっと惜しく感じる。

 

早速喜々として出かけ、1年くらい購入するか悩んでいたTABIブーツではなく(色が決められず、季節も2021年5月だったので)TABIバレエシューズを購入した。裏打ちもして、大事に履いていこう誓い私の宝物となった。

 

#TABIバレエ #マルジェラ #宝物

 

コロナ禍以降、断捨離にはまっていた私が結局ミニマリストにはなれない!と匙を投げた瞬間でもある。

 

とりあえず、いつでもお気に入りのショップの新しい服はワクワクさせてくれる。

予算が足りなくてお家にお迎え出来なくたって、考えるだけでもハリが出る。

 

そんな気持ちを思い出したのでした。

 

そんな気持ちを思い出させてくれたお気に入りのYouTubeチャンネル。

チャンネル名→ネットでポチり隊

隊長こと、マルジェラおじさんが柴犬Cちゃん隊員とあれこれ紹介してくれる動画チャンネル。

リンク貼っていいのか分からないので、とりあえず名前だけご紹介させて頂きました。

 

今欲しいものリスト。

●マルジェラのステッチの入ったベルト。

●ジョンストンズの大判のカシミアストール。柄はSilver Bannockbaneか無地のHARISA。

#仙台のセレクトショップ #ReVoLuTion #マルジェラ仙台

 

どなたか、私に買ってください。

 

写真は仙台のセレクトショップ「ReVoLuTioN(リヴォルーション)」

 

マルジェラ、お店の外観も大好き。

1階のセレクトショップも気になる。マルジェラ仙台は2階からです。

 

憧れのカシミアストール 仙台三越でも一部扱ってました

ジョンストンズ公式サイト

https://johnstons.jp/ 

 

メゾン マルジェラ 仙台

宮城県仙台市青葉区中央2-28-25

A-1ビル1F

 

よく行ってたブランド古着屋

gee、jee仙台店

宮城県仙台市青葉区中央2-7-30

角川ビルB1F

 

私の青春時代の聖地

仙台フォーラス 公式サイト

https://www.forus.co.jp/sendai