音楽の話が止まらない3~It‘s my Life~It’s now or never~~

さて、終わりがないような話も、始まったからには終わらせねばならぬ。

ようやく成熟した聴き手となった私は、やっと、Juzzを享受する資格を得たのであった。

 

説明する迄もないかも知れないが、ちなみに今回のサブタイトルは誰もが知る、あの世界的ロックバンドのBonJovi のこれまた説明する必要も無いヒット曲It‘s my Life からである。 サビの大合唱が巻き起こるであろうあの歌詞部分を抜き出してみた。

~It‘s my Life~It’s now or never~~

訳すと

(これが私の人生~今しかない~)。

 

図らずもMAXで熱い気持ちが乗り移った部分抜き取っている。

世界はメタファーだよ、田村カフカくん。(村上春樹海辺のカフカ」より。)

 

思えばジャズの入り口は、EGO WAPPIN‘というアーティストかも知れない。

2000年頃だっただろうか。「Midnight Dejavu~色彩のブルース~」がどこかの有線が流していたのを、耳が拾った。

当時CDショップに勤める友人のところへ行き、何とか覚えた旋律を歌って伝え、この曲のタイトルを導いた。グッジョブ。優秀なCDショップの店員さん。正解でした。

即買いしたこの曲のCD。

#EGO WRAPPIN’ #色彩のブルース



昭和歌謡曲風とか、キャバレー風とか称させることが多かったようだが、私には上等なセンスのジャンルの曲に聞こえた。

そう、これがジャズなんじゃないのか?

 

ともかくそこから椎名林檎もそんな曲調の曲が増えてきて、(3rdアルバム「加爾基 精液 栗ノ花」あたりから?)入り口が広がった。

 

そこから2018年頃、病気後の療養中にビル・エヴァンスに出会う。

 

クラシックで言うと、エリック・サティドビュッシーなんかの印象主義音楽っぽい雰囲気があってクラシックファンの私は入りやすかった。(サティは印象主義ではないみたいだが)

 

EGO WAPPIN‘のときは、酒!強い酒を私におくれ!

という感じでしたが、

ビル(馴れ馴れしい呼び方?)のサウンドだと温かい紅茶を所望したい。

って気持ちになる。わかるかなー?

 

私は、クラシックでもジャズでも、とにかくピアノ曲が好き。

 

同年、H ZETT M(H ZETTRIO) の「Dancing in the mood」にドハマりしてエンドレスループしていた私。日本人でこんなかっこいいジャズのオリジナル曲できるんだ!!!と感銘を受けとてもセンセーショナルでした。

↓リンク

H ZETTRIO/Dancing in the mood [MUSIC VIDEO]

https://youtu.be/SHdR7skLg6E

#H ZETTRIO

H ZETT M氏は椎名林檎の在籍バンド東京事変の第一期のキーボーディストでもありましたが、あのときはクラシックっぽい響きのキーボード(ピアノ)パートだなーという印象で聴いていたが、ジャズも基礎がクラシック寄りにある方が私の好みなのかも?

 

 

この療養中にはこの二組のジャズアーティストと、先述のハードロック&ヘヴィメタルなバンド4組と、ちあきなおみさん(やはりさん付け)を特に聴いていた。

 

そして、私は音楽をもっと手軽に聴きたい!とついにこの時期アップルミュージックのサブスクリプションを導入する。

私の中の不満はちあきなおみ中島みゆきがサブスク解禁してないことくらい。

 

2019年頃には米津玄師もB‘zもサブスク解禁して、ほぼ不満は解消した。

サブスクを導入して以降、よく聴いたのはKing Gnu、Officil髭男dism、SUCHMOS、WONK、折坂悠太、藤井風。

 

King GnuとOfficial髭男dismはテレビメディアの歌番組によく出演するので説明は不要かと思うので省略する。

SUCHMOS、WONK、こちらも長くなりそうなので今回は割愛。

 

折坂悠太はKing Gnuメンバー2名がおすすめのアーティストとして名前を挙げていたのがきっかけ。YouTubeのFirstTake(一発撮りで演奏するという企画。色んなアーティストがやって話題になってます)で、「朝顔」という曲をやっていて、それを観たらもう虜。アコースティックギターのチューニングの音聴いただけで、「あ、この人天才だ」って思ってしまった。

音楽のジャンルはなんだろう。J-POPにも歌謡曲にもくくりたくない。原始的な、太古の時代の神様に捧げていた音楽の香りがする。そして演劇的。

むかし、高校生の時一度だけ観に行った(忘れもしない仙台西公園)、唐十郎の赤テントの演劇の匂いがする。(個人の感想です)

とにかく、男性ソロアーティストでは山崎まさよし森山直太朗以来の個性の持ち主。(私の中で。)

 

そして藤井風!

私はYouTubeでストリート・ピアノの動画を観るのが大好きなのだが、そこに紛れ込んできたのが彼のピアノの弾き語り動画。

中学生から動画をあげ始め、高校生時代は学業に専念するためお休みしたらしいが、また2019年位から動画をあげはじめた様子。

椎名林檎の「丸の内サディスティック」のカバーあたりが一番最初に観た動画かも知れない。

私は洋楽のカバーが大好き。

 

エルトン・ジョンの「Your Song」、ビリー・ジョエルの「Just The Way You Are」、スティングの「Englishman In New York」

そして、ギルバート・オサリバンの「Alone Again(Naturally)」。

特に好きなのがその4曲だ。絞るの大変だった。

 

なんで、なんで君が生まれる前(彼は1997年生まれの現在25歳)どころか、私が生まれる前の洋楽まで知ってるのー?

しかも流暢な英語の発音。

最近のエド・シーランやらLizzoやらもカバーしていたけど、私は古い洋楽のカバーがより好き。

その影響か、コメント欄を観ると50代以上の男性の方も結構いる。青春時代に聴いた名曲を、素晴らしいアレンジでカバーしているからかしらん。

 

ピアノが素敵!声がジャジー!天使のような性格!

極めつけにあのヴィジュアル!!!

#藤井風 #HELP EVER HURT NEVER



音楽の方にヴィジュアルのことを言うのは極力控えているのだが、まいったね。彼ってば。そこも凄く魅力的なのだもの。

 

というか、君、オリジナルも曲あんのかよ!

と彼の曲にたどり着いたのは2020年10月頃。

オリジナル曲との初対面は3rd配信シングル「優しさ」でした。

テレビ番組で歌唱にはあまり出ないが、よくニュースで特集はされている。

そうだよね。気になっちゃうよね。

2021年末紅白は、彼を観るためだけに観たと言っても過言ではない。

MISIAへ楽曲提供した、トリのセッションも素晴らしかった。

もう一度観たいなあ。どこかに動画ないかなあ。

 

そして、2022年6月。満を持して私は仙台サンプラザの「Alone At Home Tour2022」

に参戦したのであった。ああああ。

話が終わらない!!!

ちっくしょー!!!

もうこの技を使うしかない!

 

つづく。