カンカンが捨てられない。
カンカンとは、クッキーやキャンディ等の空き缶のことだ。
昔は、ディズニーランドに行った際はとっておく前提で中身ではなくパッケージ重視でお土産(と言う名の自分用ご褒美)を購入していたものだ。
すっかり体力も衰え、行列大嫌い、人混み大嫌い、遊びに行く友達もいない、となった今では10年近くディズニーリゾートへは訪れていない。
何であんなに楽しかったんだろう。
夢の国なんてまやかしだ。
(ファンに怒られる↑)
なんて、喉元過ぎて熱狂を忘れた今となっては思ったりする。
やっぱり、若いウチに沢山遊んでて正解。
好みとか無視して、誘われれば大体断らず出かけていた。
今の自分と全く別人。フットワークの軽さについては、過去の自分に対し尊敬を覚える。
気力・体力が充実しているときの遊興って加齢後のそれとは比較にならない。
モノより思い出プライスレス!!って感じがマシマシだったあの頃。
可愛いカンカンの代名詞とはディズニーリゾートへの旅の思い出と言っても過言ではない。
もう、カンカンを増やしたくない!!!となってからは、ディズニーリゾート訪問の際には箱物のお土産しか購入しなくなった。
荒療治である。
それほどカンカンが、捨てられない。
という自分の性質。
空き箱にも罠がある。
私は三年前までサロン・デュ・ショコラと言うバレンタイン前のショコラの祭典には欠かさず参加し購入していたし、よく東京へ旅行してはお気に入りのショコラティエのショコラは購入していた。
コロナ禍よりこっち、混雑が予想される催事は不参加、都市部へ交通機関を使った旅行も決行なし。
ショコラの空き箱もカンカンも可愛いモノは捨てられない。
(定番の箱は捨てれるけれど、今年の限定セレクションBOXとかの箱が美しかったりするとお手上げ。)
類似にブランドのショッパーなども在るけれど、これらはちょこちょこリニュアルされるし、あまり昔の型を取ってても仕方がないし、20歳位まではサブバッグに使ったりしてたこともあったけど、こういうのって若い年代がやるのはいいけどいい大人がするのもなー、と自制がきくのでバシバシ捨てるようにしている。
それよりは、お菓子屋さんの空き紙袋の方が可愛くって捨てられないことが多い。
友人にモノを貸し借りする際に多少取っておかないと不便、とはなるが最近貸し借り友人すらいない。
そもそも外出の際持ち歩く想定の紙袋と、お家に温存しているカンカンでは前提が違う。
カンカンは、ザ・マイワールド!というカテゴリー。
安心して人の目など気にせずとっておこう、とマイワールドの歯止めが利かない。
それでは満を持して、私の断捨離の葛藤を経て生き残ったカンカン&箱たちを紹介しよう。
エントリーNo.1
「テオブロマ」の箱&カンカン
オーナーシェフ 土屋公二さんが手がけるミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマというショップのほか、ご自身のショップを数店手がけている。
渋谷区富ヶ谷のショップがご自身のショップとして初めて開店されたとのことなので、こちらが本店、現在は神楽坂にジェラート専門店、本店と同じ渋谷区富ヶ谷にbean to bar専門店があるとのこと。
最初にテオブロマのお菓子を食べたのは2006年頃だったかな?
新宿のファッションビルの一角にお店が出てたことがあって、マカロン4個入りを買って食べた。
(今思うと期間限定の催事だったのかな。)
マカロンの入っていた小箱の可愛かったこと!
確か、黄色が地の色で、王冠を被った(被ってなかったかも?)白鳥の絵のパッケージだったような記憶がある。
そして何より美味しかった!
そこからファンになり、色んな催事で見かけた際には購入しているのだけど、2008年位に渋谷区のお店に行こうとして歩いて歩いて迷ってたどり着けなかった。
こんなに好きなのに、方向音痴でご本人のショップに一回もたどり着けず、催事でしか購入したことがない。
たどり着けないが故ますます執着が増してるのも否定できない。
公式通販 テオブロマ↓
2019年のサロン・デュ・ショコラ以降食べてないな・・・。2022年2月の仙台のサロン・デュ・ショコラはテオブロマが出店しないようだったので、テオブロマが買えないなら意味がない!と思い行かなかった。
順に説明しよう。
左のカンカンは「キャビア」という製品のもの。味は確かビターの、クーベルチュールチョコレートだった。その名の通りキャビアのようにコロコロの粒のチョコレートが入っていた。ショコラ・ショー(ホット・チョコレート)にして飲むのもおすすめ。
そして小さいカンカン5個入りセット!
シリアル入りのホワイトチョコ、シリアル入りのキャラメル味のチョコ、シリアル入りのミルクチョコ、シリアル入りのイチゴ味のチョコ、ビターの5種類。
過去の歴代カンカン達の復刻らしい。
私が持ってる大きいキャビアのカンカンも、今はリニュアルされて新パッケージになっているようだ。(キャビア・ブラウンという製品の缶は今6代目だそうです)
5種類の中では断然ビターのキャビアがお気に入り!!!
こちらは今も販売している様子。
箱の方は黄色の本型はオランジェットが入っていたモノ。
コレはお洋服買った際の予備についてくるボタン入れにしている。
オレンジの箱はショコランジュが入っていた。これもまあ、オランジェットの一種ですね。
細切りのオレンジの皮ではなくて、輪切りのオレンジにビターチョコがコーティングしてあった。
本型の方はもう販売してないみたい。
動物の絵が描いている箱は、レプティタブレットの箱。タブレット型チョコが6種入っていた。
フレーバーはイチゴ、ビターオレンジ、抹茶、ビター73%、カフェオレ、ミルク。
銀紙の外の包み紙も可愛すぎて写真の状態で取っておいているので、箱が使えない・・・。
仕方ないか。
単体ならパッケージと中身の組み合わせがちょっと変更になってたりして今も販売している様子です。
アソートはきっとバレンタイン限定の仕様だったのかな。
エントリーNo.2
「デメル」のチョコレートの箱
猫の絵の白い箱だけメーカーが違い、デメルのもの。
ウィーン王宮御用達菓子司にされていたという。
ブランドマークはオーストリア・ハプスブルク家の双頭の鷲の紋章を戴いたというもの。
皇帝フランツ・ヨーゼフ1世は特にデメルを愛したとのこと。
美貌で有名な奥さん、エリザベート皇后と仲良く食べていたかも。
ヨーロッパのお菓子の歴史の壮大さよ・・・。
中身は猫の舌の形の、ヘーゼルナッツ味のチョコレートでした。
製品名は「ソリッドチョコ猫ラベルヘーゼルナッツ」
私はデメルは仙台藤崎の地下で購入しとります。
ソリッドチョコトライアングルという製品の白い横長の箱も取っておいていたけど、最近処分しました。
ほんと、取っておこうとするとキリがないのだよ。
これらは定番なのでいつでも購入できます。
あの木箱も、捨てられないんだろうなあ・・・。
デメル・ジャパン株式会社
エントリーNo.3
「ガトー・フェスタ・ハラダ」ラスク グーテ・デ・ロワのカンカン
大きさ的に40袋(80枚)入りのカンカンだとおもう。
全然ポケモンのこと知らないけど、これは、可愛い。
誰にも渡したくない。
家族にこれは空になったら私が頂く!!!
と牽制し、私のモノにした。
なんと大人げないカンカン愛よ。
横浜に住む従姉妹に貰ったのだが、限定BOXだったのかな。
ここのラスクも大好きで、大入りを貰っても食べ過ぎちゃうと家族と喧嘩になるので、一人1日1袋までと牽制し合うのであった笑
結構時期によって色んなコラボ缶あるみたいですね。
群馬県高崎市に本社工場があるので、ぐんまちゃんとコラボしてる群馬県限定のとかあるみたいです。
ガトー・フェスタ・ハラダ 公式HP
http://www.gateaufesta-harada.com/
エントリーNo.4
「豊島屋 鳩サブレーの限定干支カンカン」
2021年年末から2022年年始にかけて横須賀に引っ越したばかりのお友達のお家に遊びに行った。
鎌倉や、三浦半島や、ちょっと離れた御殿場のアウトレットにドライブに連れて行ってもらって、その中でも都会だけど鎌倉ってとても落ち着いた素敵な街でして、ハイセンスで素晴らしい所でしたわ。また近いうち訪れたい。
鎌倉の大仏近くの駐車場で駐車をし、徒歩でそこいらを散策。
姉から、鳩サブレーは絶対買ってきて!とリクエストがありお土産用34枚入りと、自分用の8枚入りの年末年始限定カンカンのものを購入。
長谷大仏前店で購入しました。
旅行前に調べて初めて知ったのだけれど、豊島屋さんは毎年限定の干支缶の鳩サブレーを販売しているらしい。
うわ、絶対欲しい!売り切れとかなら仕方ないけど、買えるかなあ。
と心配していたけれど、幸運にも購入できた。
店頭で見て、可愛い!よかった、自分の好みで嬉しい!となってテンション爆上がりした。
なんてチョロい、カンカンの奴隷の哀れな自分よ。
おなじみの34枚入りの鳩のカンカンは、父親がお道具入れを欲しがっていたので、父親に送呈した。
この先の人生、年末年始は豊島屋のカンカンをゲットすることに心を奪われそうで何だか自分が怖い。
こんなんじゃあ奴隷よ、奴隷。
本店とか行けば買えそうだけど、東京駅とか人で多そうな場所だと競争率高くて売り切れ早そうだよな。
毎年鎌倉行かなくちゃ行けなくなるかも?
てか、限定の干支缶ってネットで買えるのかな?
そしたら、毎年干支缶のカンカンが増え続けるカンカン地獄に陥ってしまう。
ネットは手を出さない方が身のためかも・・・
と、我が心は千々に乱れる。
誰か、私に冷静さを下さい。
鎌倉の味 鳩サブレー豊島屋
思いのほか紹介が長くなった。
とても1回では紹介しきれないので、後編へ続くことにする。
ブログで書いてみて、自分のカンカンへの愛がこんなに濃いモノだとは今まで気がつかなんだ。
筆の乗り具合で対象への愛を再確認した。
私の愛は、文字数に表れる。
では。
後半に続く!!!