カンカンが捨てられない~カンカンは 新たな旅への 誘い水 後編~

前回の カンカンが捨てられない~骨まで愛す・カンカン愛 前編~では私がカンカンこと可愛いお菓子の空き缶や箱など、断捨離のフィルターを通してもなお生き残ったもの達を中身の思い出と共にご紹介していった。

 

端的に可愛いカンカンが~と説明するはずが、中身が大変美味しゅうございましたお菓子だったりすると、中身の話までせねば気が済まぬモードに突入してしまう。

 

私は美味しいモノを食べるのも、思い出して追憶で二度味わうのも大好きなちょっと偏執的な食いしん坊なのかも知れない、と今回気がついてしまった。

自分の食欲については表現するなら、作品がひとつ出来てしまうじゃないだろうか。

今度食欲を題材にした詩か短編でも書いてみよう。

 

軽く前回のあらすじ。

思い出のカンカンをエントリーNo.1からNo.4まで紹介していった。

No.1 テオブロマキャビアの缶&箱

No.2 デメルのチョコレートの小箱

No.3 ガトー・フェスタ・ハラダのラスクの缶(ピカチュウ

No.4 豊島屋 鳩サブレーの干支缶(寅年)

 

ざっとこんなものだ。

中身が全部大好物なお菓子だったため、純粋に箱だけの話で留めることが難しかった。

素敵なカンカンは、美味しい中身がつきもの。

 

さーて、前編に収まりきらなかったカンカン話の続きをそろそろ始めたいと思う。

 

エントリーNo.5 東京スカイツリーのサンリオカンカン

#サンリオ #スカイツリー土産 #カンカン #その他カンカン

高校生時代からの友人で、初めて就職した会社の同期でもあるお友達からお土産で貰ったハート型のソラカラちゃんとサンリオのカンカン。

エントリーNo.4の豊島屋のカンカンを買いに鎌倉へ訪れた際、泊めてくれた現在横須賀在住のお友達である。

「あなたも、好きだと思って。」

と、それを見て私のことを思い出して、贈りたいと思って下さった心が何より嬉しい。

そして、案の定好みである。

ありがとう。

(一緒に写ってるのは、イチゴ柄の縦長のものはディズニーリゾートで自分で買ったモノ。イチゴ柄大好き。イースターイベントの時買った記憶がある。

ピノキオ柄はキャンディーがはいっていたお土産で頂いたモノ。ちいちゃくて中々ないサイズが気に入って、SDカード入れにして使用している。赤い丸い缶は次にご紹介いたします。)

 

書いてあるサンリオ、全部名前が言える。

#側面1 #サンリオいくついえるかな?

#側面2 #サンリオいくついえるかな?

#側面3 #サンリオいくついえるかな?

幼稚園~中学生時代、サンリオとサン宝石を素通りして過ごせた女の子っているのだろうか?

一気にワクワクした気持ちに引き戻される。

ちなみに、中学生から使っていた「ざしきぶた」の巾着は、現在も現役である。

東日本大震災の当日もバッグの中に入っていたから残っているという強運の巾着)

 

余談だが、テレビ局公式ショップ ツリービレッジ

もその時寄ったようで、

志村けんのひとみばあさん(メラミン素材のカラフルなの)のコップもくれた。

www

ありがとう。ひとみばあさんも大好きだよ。自分だったら絶対買わないけどwww

彼女のこういうところが、本当に大好きだ。

私は放送当時「志村けんのだいじょうぶだぁ」が好きだったが、裏で同放送時間だった「天才たけしの元気がでるテレビ」派の同級生もけっこう存在した。

私は断然志村けん派だった。「天才たけし~」の痛そうなギャグやいじりは好みではなかった。

たらいが頭に落ちてくる方が断然好み。

ひとみばあさんは今でも日常生活で登場するネバー・フォーガットゥン・キャラクター。

いいよなおじさんもたまに登場する。

あ、あと明日五時起き。ええええ~、五時ぃ!っていうコントが夫婦生活のデフォルトだと思ってた。。

(分からない人もいるだろうな。)

私の笑いのベースは、志村けんだな。

 

テレビ局公式ショップ ツリービレッジ

https://tree-village.jp/

 

サンリオ 公式サイト

https://www.sanrio.co.jp/

ざしきぶた、興味があったら調べてみてね。

 

エントリーNo.6 スチームクリームのカンカン

 

初めて購入したのはロフトの期間限定ストアとかだったかな?

テスターで試して、匂いが自然で嫌な香料の香りがしなかった。

付け心地も合格。

 

私は匂いにものすごく敏感で、整髪料なども合わない匂いがすると使い切れず使用をやめてしまう。

制汗剤も無香料、トイレットペーパーも香り付きとか無理。

 

本当は柔軟剤も香りが強いモノや、フローラル系は苦手なのだが、洗濯洗剤や柔軟剤は家族と共有なので我慢している。何気に、苦手じゃない香りの時に、「この柔軟剤、いいね!」とべた褒めしてそれを使ってもらえるよう仕向ける。

 

そんな私の匂いに対しての逆鱗に触れず、合格してリピートを何度かしたことがあるスチームクリーム。

 

購入時に店員さんから、蒸気だけで仕上げていて、添加物不使用と説明をされた。

公式の記事を読んだら、動物実験もしていないとのこと。

ヴィーガンとか、どちらかと言えば肯定派ではないけど、最近好きぴの藤井風氏がベジタリアンなので、ちょっとだけ受け入れつつある。

彼は押しつけが全くない人間性で大変好ましい。てか、大好き。

彼が彼たる所以でベジタリアンなのだな、と人間性からいって大変納得出来る。

だけどもだけど、変なヴィーガン押しつけ運動する人間性の人は受け付けない。

かましく主張する人種が嫌いなのだ。やるなら静かにやっとくれ。と思う。

(穏やかでルールを守るヴィーガンさんは好きですよ。ヴィーガンさんに限らず、私は掲げてる看板を否定しているのではなくて、言ってることとやってることが好ましい人間性であればそれでいいのです。)

 

スチームクリームの中身は一緒だけど、色んなカンカンの種類で販売されている。

#スチームクリーム #SAYASUZUKI



SAYA SUZUKIさんデザインのカンカンがお気に入り。

仙台で見つける度に購入していたけれど、ちょっと前からSAYAさんのデザインのカンカンが扱われなくなったので購入しなくなった。

最近お肌に合う化粧品がことごとくないので、乾燥が気になる季節が来る前にまた使ってみようかな。

香料の香りで、あ、これは自分の肌に合う、コレは駄目だというのが大体分かる。

その点スチームクリームはクリア済み。

 

空になったら、よく拭き取って軽く洗って使用している。

香りは大好きだから、残っていても全然構わないけれど、しまってるモノにクリームの成分がくっつくのは駄目だろう、とできるだけ残らないよう拭き取って。

普段はピアス入れにして、旅行の時のアクセサリー入れにしたりして利用している。

 

私は関取のねこ柄が大のお気に入り!

JYUNGYO というタイトルのイラストのようです。

巡業ね。

確かこれは、旅行先の銀座の三越だったかで購入したような記憶がある。

外国人の観光客なんかにも受けそうなデザインだと思う。

 

SAYA SUZUKIさん、またこのシリーズのカンカン出してくれないかな。

 

全身用保湿クリーム スチームクリーム公式オンラインストア

https://www.steamcream.co.jp/

 

エントリーNo.7 見返り美人図のカンカン

 

最後に紹介するのはお土産で貰った、菱川師宣見返り美人図のカンカン。

TOKYO NATIONAL MUSEUM とあるから、東京国立博物館のお土産なのだと思う。

見返り美人図 #東京国立博物館

 

東京国立博物館 見返り美人

https://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=dtl&colid=A60

 

有名な絵なので、日本画が詳しくない私でも美人画なのはすぐわかった。

地の渋い赤色もいい。

中身は神戸風月堂の、ミニゴーフレットだった。定番の美味しいお菓子。

カンカンは直径8センチ位で、ゴーフレットもコレくらい小さい方が食べやすくていいなーと思った。

 

「さとみにょんさんのイメージで買ったの。」

と言う嬉しいお言葉付きでプレゼントしてくれた。

なぬ!君!ずっと友達でいてくれ!

と心から思った。R子さん、元気かな。

 

最近日本画が興味がある、とR子さん、近所に住んでいるのでじゃあ今度日本画系の展示見に行こう、と誘って平成26年仙台市博物館で開催した「樹木礼賛」という展示を見に行った。

 

日本人は樹木や自然と生きてきた。神社のご神木が信仰の対象となることも、日本人独特のメンタリティーである。そんな日本人の精神性が日本芸術に表れてる。それらを象徴する作品達を集めた展示内容。

 

目玉は「松林図屏風」(長谷川等泊筆)という国宝。

国宝とか、重要文化財という言葉は大好きさ。

 

その日は丁度東京国立博物館の彫刻室長が記念講演会をしていて、入場に余裕があったので講演を聴くことができた。

「私たちってラッキーだね!」と大喜びの屈託のないR子さん。

本当にこういうお友達って、一緒にいると心が洗われる。

 

その時まで私は西洋の美術や歴史ばかり好んでいたが、これがきっかけで日本美術も好きになった。

北斎富嶽三十六景や広重の風景画など、その辺の藁半紙に気取らず刷って、瓦版のように一般市民が手にしそうな、身近な感じがとても気に入った。

芸術って、人を緊張させたり覚醒させるものだと思っていたけど、ホンワカさせてくれるものもあるんだなあ、と近寄りがたくない芸術もアリと知らしめてくれた。

 

これも結構ずっと印象に残った展示だった。また博物館や美術館に近いうちに行きたいな。

 

たしか今仙台市美術館はフェルメールの展示をやっているはず。

フェルメールはたしか最低でも3回は過去観に行ったことはあるけど、何回観てもいいものだし、フェルメール以外のデルフトの画家が関連で観れるはず。(今度機会があればフェルメールとデルフト関連の画家たちの話も書いてみたいです。)天気のいい日にでも行ってみようかな。

フェルメールの他は、私はレンブラントが好きです。

レンブラントの黒色がとてもいい。

 

そんなわけで、最後に改めて美術鑑賞熱が灯ったところで今回は終わり。

 

次なるカンカンを求めて、今度は何処へ出かけようか。

 

ではここで川柳でもひとつ。

 

カンカンは 新たな旅への 誘い水。

(さとみにょん 心の 川柳)

 

お後がよろしいようで。

 

おしまい。