飯坂温泉に行ってきた・中編~バイキングの抜けられぬジレンマ~
前編までのあらすじ
リラックスする目的の旅行しか行きたくない!と嘯いて、数ヶ月前から悶々と温泉旅行を思い描いていたさとみにょん。
同居する姉という全く気を遣わなくていい同伴者を引き連れ、県民割というコロナ禍の中で唯一輝く庶民の権利を有効活用し、何年ぶりか分からない県外の温泉旅館へ喜々として赴くのであった・・・。
前編では宿に行くまで寄ったいくつかの観光地をご紹介致した。
どこもかしこも入場料無料という、コスパ最高な場所ばかり。
お楽しみの宿滞在記はここから。
さーて、今回はどんな記事になるのやら。
どんなお部屋にしたか、着いてからの特典は前回ご紹介済み。
公式サイトで予約したら特典がお得ですよ。
大事なことなので二度言いました。
どの経済圏で、どのポイントが、どの旅行サイトが・・・とか決まった所がある方はそちらがいいのかも知れませぬが。
私からすると、全部ポイントを取りこぼさず有効活用しようとすると調べる時間と労力と、結局あっちの方がお得だった!というストレスが半端ないので、程ほどにすることにしとります。
ポイントは普段のメインで使うクレカに集中させることに落ち着きました。
分散させているものを、集中させようと調べ始めるとキリがない。
ポイントカードもアプリに移行できないものはなるべく作らない、作っても持ち歩かない。
最近はポイントのアプリも増えすぎて手に負えなくなりそうなので、なるべく厳選して、増えたら使用頻度の少ないもの削除するようにしてます。
いざ使うときホーム画面から見つけづらくてストレスなのよね。
ポイントを集中させるってかなりの段取りと下調べが必要。
その調べる時間を何か有効活用した方がよろしいかも知れませぬ。
話がそれたが、私は温泉施設はオールインクルーシブだったり、一歩も外に出ないで済む施設が大好き!
昔懐かしのゲームコーナーとか、よく分からない小物が売ってるショップとか、喫茶店とか、スナックとか、マッサージ屋が宿に全部入ってるのがいい。
落ち着くのよねー、昔から変わらない感じが。
ホテルジュラクは、昔からある宿でホテルチェーンなので、絶対私が好きなやつ!
という信頼感があった。
そしてなんだかんだでバイキングが好き。
ちなみに居住地の宮城県内での私の定宿は、「松島ホテル壮観」だったりする。
ゲームコーナーとか売店とか、お風呂上がりに寄るのが祭りの夜の街みたいで大好き!
大江戸温泉物語系列、サイコウッ!
ホテル壮観 癒やしの温泉宿・旅館【公式】大江戸温泉物語グループ
宮城県の秋保温泉も好きだけど、ちょっとだけお高いので・・・。
一昨年行った、緑水亭、サイコーでした。紅葉の時期だったし更によかった。
ここも県民割で行ったので、いつもよりワンランク上のお宿に行くことができた。
宿の中が街みたいで、お風呂上がりに色々覗いて、お祭りの店を見て歩いてる気分になるのが好きなのよ。
ここもそんなお宿。
風呂上がりに寄ったホテルのBARの若いバーテンダーのお姉さんが、とても勉強されていて好感が持てました。
キンキンに冷えた強―いカクテル、ガツンと強烈で、とても一気には飲み干せないキツさ。とても美味しかった。
確かジン系だったかウォッカ系の、イカすヤツをチビチビと呑んだ記憶がある。
偶にちゃんとお店で作って貰ったカクテルを頂くのが、私の贅沢・・・。
食事もコースで、バイキングではない宿もやっぱりいいなー、と再確認したり。
地元産のシードルもよかった・・・。(酒の話ばっか。)
そして何より、露天風呂が私史上歴代No.1。
また行きたいなあ・・・。
秋保温泉の旅館 篝火の湯 緑水亭【公式】
https://www.ryokusuitei.co.jp/
さて。話を戻そう。
ホテルジュラク。
写真は公式HPより。
15時丁度位にチェックインして、特典を貰い、ひとっ風呂浴びて夕食バイキングの時間となる。
刀削麺は絶対食べたいな!と言うのは考えていた。
和・洋・中・スイーツ・アイスクリーム!
酒池肉林のこの世の天国。
(お酒はもちろん別料金です。)
心置きなく食べ、後悔の無いようにバイキングと向き合いたい。
お酒は一杯だけ飲むことにした。
私は梅酒ソーダ。姉は年がら年中ビール。
取りあえず辺りをグルッと一周し、スタメンを考える監督のごとく、何を食べ、何を食べないか考える。
焼きたての地元産牛肉のステーキ、握りたてのお寿司はゲット。
普段牛肉はほとんど食べないのだが、旅行の際の地のモノのステーキは大好き。
和風ソースで頂きました。
サラダバーも全部手作りドレッシング。ブロッコリーだけ取って、タマネギドレッシング。
ドリンクバーの烏龍茶で流し込みつつ、何とか刀削麺は食べるも、デザートのチョコレートファウンテンとアイスクリームには辿り着けなかった。
どうしても諦められない小さなケーキと食後のコーヒーはどうにか腹に納め。
想像だともっと沢山食べれるはずなのだが。
お刺身や麺類、もっと食べたかったな・・・。
ひとつ、問題提起。
バイキングって、自分の食べれる分だけ取り分けて、残さず食べるのが言わずもがなのマナーだと思うのだけれど、皿返却口などの皿を見ると、結構食べ残している人が少なくない。
気持ちは分からなくも無いが、いい大人が自分の取った食べ物を食べ残すのって品が良くない。子供がいるのなら躾にも良くないと思うし。
(でも子供連れより意外と結構いい大人のカップルとかの方が残してる傾向があった。由々しきことかな。品のいい大人にならないと、と気が引き締まる。)
私は食べ方が綺麗な方が好き。
例えあばたにえくぼな恋仲だとしたって、飲食店の方に態度悪い方とか、食べ方の始末の悪い方とか、そういうことで相手に幻滅する方である。
お金さえ払えば何してもいいとか思ってる方が好きでは無い。
だめだー、美味しいけどお腹いっぱいで残しちゃうな。申し訳ない。
というような態度を取らない人とは感性が合わない。
感謝と敬意がないと、平気で食べ物を粗末にするのだと思う。
口うるさくてごめんね。
でも、結構人間性でると思うんだよ、食べ方とか食べ残し方って。
取りあえず、バイキングは食べる前までが最高潮に楽しい。
あれもこれも食べたかった!というモヤモヤを残しつつ、自分の限界を超えることは出来ない。
もっと若い頃は、お腹いっぱいからの腹12分目まで食べれたりしたものだけれど、今では腹8分目からの満腹が非常に繊細。うっかりあと一口いける、と目測しても、大抵いけない。
もっともっと、大食いになりたい!
食べたい気持ちは誰にも負けないくらい食いしん坊なのに!!!
食べることが大好き過ぎて、思った量が食べれないことに悲しみを感じる今日この頃である。
20時からマッサージの予約をしていたのでその辺も考慮して取りあえずもうひとっ風呂浴び、洗髪は翌朝することにしてスケジュールを組む。
県民割で1人2000円分のクーポンもらっちゃたんだもーん!
もちろんこの宿で使い切る所存。
(クーポンは宿泊代金には充当出来ません。)
張り切って、40分コースを予約し、(10分延長無料券というものが宿のエレベーター前にあったので有難く使用した。つまり50分コース!なんてお得なんだ!!!感謝が止まらない・・・!)
存分にリラクゼーションを味わった。
部屋に戻るやいなや酒も飲まずにベッドに入る。
腹の皮が突っ張って、瞼が降りる生理現象に逆らえない。
「せっかく来たのに、もう寝るなんて!!!」
と姉からお叱りを受け、素直にご説ごもっとも、と思い何とか起きて1本だけレモンサワーを飲み、どうにか旅の同伴者としての面目を保ってから床に就いた。
いつもは24時過ぎたってギンギラしてるのに、本当に使えない自分である。
せっかく取った綺麗なお部屋が泣くよ。
多分23時には寝てしまった気がする。
枕はふわふわverと、適度に反発が少ないverの2個がベッドにはセットされており、ふわふわを選び沈みながら眠った。
ベッドはシモンズ社のもの。
昔、東京新橋のホテルに宿泊した際、家よりよーく眠れた経験があり、調べたらシモンズ社のベッドだったということがあってから、シモンズ社のファンである。
宿泊先はダイワロイネットホテルだったような記憶があるが、定かでは無い。
2015年、現在の住まいに引っ越す際、奮発してシモンズのベッドを購入した。
グレードが色々あり、手が届き易い価格帯のものもあるので、ご参考までに。
さて。
温泉に宿泊したら朝風呂は絶対欠かせない。
私は、修善寺にある宿自体が文化財に指定されている、その中のメインの大浴場に入り損ねた過去がある。
あれは2019年3月の出来事だった。
(お酒を飲み過ぎて、朝食前の準備に間に合うように起きれなかった。かの輝かしいメイン大浴場は女性用と入れ替えに入れるのはチェックアウト当日の朝しかないという巡り合わせだった。結局その時の朝は部屋風呂で済ませ、よだれを垂らしつつ諦めた。)
この時ほどお酒に対する自分の自制心のなさを恨んだ経験は無い。
絶対今度修善寺温泉に行ったらリベンジする!!!
この時の宿と、美味しかったものをご紹介。
伊豆修善寺温泉 貸切風呂 文化財の宿 新井旅館 【公式HP】ヘルドッグス プロミスシンデレラ ロケ地(arairyoka.net).↓
私の大好きなまんじゅうランキング3位以内に入ります。
日持ちが3日間なので、ご利用は計画的に。↓
お饅頭専門店。饅頭総本山 源楽です(gen-raku.com).
修善寺にお越しの際には是非ご参考に。
さて、話はずれたがホテルジュラクの朝風呂。
頑張って6時半に起床し、朝食前に備える。
シャンプーバイキングというものがあり、つまりは色々種類あるシャンプーから選んで好きなモノを使えるというサービス。
(浴室の洗い場一角にセットされており、一回分を小さなカップに入れて好きなように使用できます。)
私はハーバル系の、ドラックストアなんかでは到底お目にかかれないようなのを使用してご満悦だった。
気に入ったので購入したいなー、と思っていたのに、銘柄を覚えていなくて撃沈。
記憶力が使えない!
最近何でも写メ撮って、記録するから自分の記憶力で覚えておけないんだよなあ。
元々知っている銘柄ならまだしも、初めて見るものだとお手上げ。ロゴもおしゃれでとても初見じゃ読めやしないし。
のんびり朝風呂し、身支度を済ませ朝バイキングへ向かう。
ここでもまた、バイキングのジレンマを受けて腹12分目で部屋へ戻る。
満腹すら食べ慣れてないのに、朝食を食べただけで具合が悪くなる。
普段朝食を食べる習慣のない私は、撃沈した。
地元産ベリーミックススムージー、ミニ肉まん、ミニ桃饅、サラダちんまり、ミニクロワッサン、ミニフレンチトースト、卵焼き一切れ、煮物ひと欠片、温泉たまご。
どうしても味噌汁が飲みたくて、味噌汁と2口分位によそってもらった羽釜で炊いた美味しいご飯。
そして手作りプリンとコーヒー。
結構がんばった。
(昨夜食べれなかったプリンを食べることには成功した。欲張ってミニ肉まんと桃饅を食べたら一気に終了した。私はほかほか餡子の饅頭とできたてフレンチトーストとクロワッサンに滅法弱い。
その場で握ってくれる手作りお握りめっちゃ美味しそうだった。お握り、食べたかったな・・・。)
バイキングは配分と理性が必要だ。
私は一周してから選ぶのだが、それでも後悔の残るチョイスであった。
いつになったら、私はバイキングのジレンマを卒業できるのだろう・・・。
(そんなん食い意地張らずに箱膳で出てくる宿を選べよ。と自己ツッコみ。)
SORA棟宿泊は11時チェックアウトなので、ゆーっくり休んでチェックアウト出来た。
ここから近辺を観光して帰路に着く予定。
以前の旅の記憶に触れながらだったので、全然話が進まない。
復路で寄った観光施設は、次回に紹介する!
続く!!!
今回泊ったお宿の復習↓
【公式|特典付】飯坂ホテルジュラク 福島県飯坂温泉 3本の源泉湯めぐり・スーパー炭酸泉・実演中心レストラン (hotel-juraku.co.jp)↓
https://www.hotel-juraku.co.jp/iizaka/