日本の片隅で米への愛を叫ぶ~ダイエットから日本の米愛までの軌跡~
下手の横好き程度に、料理することが好きだ。
あくまで、食べることが好きの延長線上である。
後は、節約と健康の為、位の心構え。
他人様にお見せ出来るようなレベルではもちろん、ない。
すっかりコロナ禍よりこっち、出不精が加速してしまい、
外出する際は、そうだ、あの店でランチしよう。
どこどこでお茶しよう。ちょっといいスイーツを買おう。
という人参をぶら下げないと、外出がますます困難である。
そんなわけで、髪をカットするお店は、幼なじみの美容師さんのいる仙台の繁華街にわざわざ行くことにしている。
これをやめたら私は、自宅から半径ウンkmの世界でしか生きなくなってしまうだろう。
お洋服も、車で20分で行けるショッピング・モールに自分の好きなショップが結構あり、
仙台中心部の店と被っている為、あ、服を買いに仙台中心部まで行かなくていいんだ、と益々繁華街から遠ざかる始末。
ショッピングバッグもいちいち有料化でもらうかもらわないかのやりとりが面倒でストレスが溜まるし。
となってからは、もう洋服もほぼ買わなくなった。
(エコバッグに洋服入れるのは、なんか嫌。)
究極、郊外店で車横付けすれば、買った服を裸のまま車まで持ってきゃいい。
(酷すぎる所業↑)
有料袋を買うのはなんか、負けた気持ちになる。
だったら品物代とかに値段を反映させて、最初から高い料金を取って袋くらい無料でくれよ、とグチグチ心で悪口を言っている。
エコはいいが、心が貧しくなるのは自分の心がその部分に対して許容出来ないから。
こんな不満を持つと心が益々荒むので益々出不精になる。
ほんと、小市民です。
もともとコンビニへはお酒用の氷を買うくらいでしか行かないけど、コンビニに行かない理由もこれ。
自分で買った品物をエコバックに詰めるスペースのない店へは極力行きたくない。
話が脱線したが、私がどれだけ狭量で神経質で吝嗇家(ケチ)で出不精で、食いしん坊かを説明するのに必要なエピソードな為文字数を使わせて頂いた。
コンビニでお弁当を買えない理由もケチな所為。
この量でこの値段なら、自炊すれば倍以上食えるじゃん!!!
これに尽きます。
元々生家は農家だったので、米と野菜はあるため、自炊の方がコスパが良い。
一人暮らしで米・野菜を購入する必要があったらここまでの自炊熱はなかったかも知れない。
それから若い頃はストイックなダイエッターだったので、単純に自炊をしないと食べれるものがなかったからだ。
米や小麦粉もNG・大豆食品もNG・油や味噌や醤油もNG・加工肉もNG・卵は週に1回2個まで。
こんなメソッドのダイエットをしたことがある。
こんなん、食べていいものを数える方が早い。自炊でなければ不可能である。
当時は運動量の多い職業だったため、血糖値が上がらず頭はフラフラ、食事の直後に次の食事のことを考えてしまうような、飢餓状態だった。
アドバイスは、血糖値が上がらずフラフラする場合はフルーツトマトを食べましょう。
だと???
フルーツトマトなんざで血糖値が上がるかよ!!!
(空腹のあまり暴言)
この経験でいかに制限する(制限しすぎる)ダイエットが馬鹿らしいか学んだ。
こんなん、制限をやめたらリバウンドするに決まってるじゃないか。
血糖値が欲しいなら。
日本人なら米を食え!!!
今の私ならこう叫ぶ。
こんな無茶してリバウンドしたら益々痩せにくくなるし、こんなダイエットなら最初からしない方がマシだ。
好きなものをほどほどに食べて運動に勝るダイエットはない。
それ以降は米は好きな位食べる、野菜さえ多めに食べときゃ多少暴れても(食欲的に)大丈夫。と割り切った。
その時代からやずやの発芽十六雑穀を白米に混ぜる、という食事方だけは20年位続けている。
これは定期便で購入。定期便だと割引になるし、定期便はお休みも出来るので楽ちんです。
小袋1袋を2合に対して混ぜて炊く。
私は多めに炊いて冷凍して常備してる。
8合に対して5袋入れる、などして気持ち雑穀多めにしてます。
(家の炊飯釜は一升炊き)
他の雑穀も試したことがあるけど、これが1番美味しい。
やずや公式HP↓
白米は生活習慣病の方などは制限されるので、病気になる前に雑穀を混ぜれば制限せず美味しいお米ライフを送れるかもです。
精製された白米や白い小麦粉が体に良くないと言われる理由は、ビタミン・ミネラル・食物繊維が代謝に使われるから。体のために取っておきたい栄養素が白い炭水化物の消化に使われてしまうからです。
逆に考えれば、消化にいい精製された炭水化物はエネルギーを吸収するのに能率がいい。
(例:アルプスの少女ハイジが都会で白パンをみて、黒パンしか食べたことがないおばあさんに贈ろうとクローゼットに白パンを隠すシーン。年寄りには黒パンより消化のいい白パンがいいのだわさ。
平成以降生まれには分かるだろうか。)
発酵玄米も私は体が軽くなる気がして、自分の体に合う気がしてお気に入り。
自宅では手間とコストがかかるので、扱う食事処などで見かけた際に選んで食べたりします。
参考記事↓
発酵玄米の上手な作り方や効果は?保存や美味しく食べる方法を紹介
https://kawashima-ya.jp/contents/?p=45202
そもそも炭水化物は太るという罪深い説を唱えたのは誰?
炭水化物も、タンパク質も、脂質も消費カロリー以上食べると太るけど、全てバランス良く摂取すること、というのが正解なはず。
腹八分目がいちばん利に敵った健康法。
炭水化物と糖質、果ては糖分を一緒くたに考えてしまってる気がしてならない。
糖質と糖分は別だよ!!!(声を大にして主張)
問題はお酒とお菓子なはずだ。
米抜いて、お酒とお菓子を好きなだけ食べていたらなんの意味もない。
これをやめなきゃ、普段の食事を減らしたってなんの効果もないと割り切ってからは、好きなものは好きなだけ食べている。
今回は米への愛で文字数が多くなりそうなので割愛。
興味がある方は調べてみてね。
何が言いたいかというと。
白米を悪者にした人間が憎いのです。
ダイエッターの頃はうどんとラーメンとパスタは極力摂取せず、蕎麦を食べ、米は雑穀入りをご褒美として有難く食べていたけど、今はうどんもパスタも白米もありがたく頂きます。
最近職場の若い子がダイエットのためランチを抜いているのにお菓子ばっか食べてて、米は抜いてるのにパンとカップラーメンとケーキは食べてて。という状況を目撃し。
違う!違うんだよー!!
とおばちゃんは声を大にして叫びたかった。
(正論を諭すのはウザいということは知ってるので、生暖かく見守っていただけです。
思えば、私が若かりし頃無知を諭してくれた大人達を今となっては有難く感じる。
私は優しい大人ではない。
自分が思うようにして、失敗して学びを得ればいい。それが若者の特権だ。
トライ&エラーをせずして真理にたどり着こうなどと、甘いのだよ。
などど考え、心配してもアドバイスはしない。この辺が私の冷たいところ。
若人達よ聞き給え、耳が痛いことを言ってくれる目上の方って、有難いものよ。
言われるうちが華というもの。)
料理の話をしようと思ったのだが、思いがけず白米とダイエットと、でも食べたい乙女のその矛盾的心理とそれを心配する老婆心の解説が始まってしまった。
そうなのだ。心理的にはお米を抜いてもお菓子を食べたい乙女の気持ちが痛いほど理解できる。
だが、ダイエットとは栄養学・甘えの精神の構図を制さないことには何にもならぬのだ!
痩せたーい・でも甘いもの食べたーい、で立ち止まっていてはイカンのだよ。
私のダイエット過渡期と通った道をご紹介しよう。
1段階・断食・または太りそうな食品を徹底的に排除した。
(市販の甘いお菓子、スナック菓子、果物。果糖ですら太ると忌避した。カロリーのある飲み物は極悪。ひたすらブラックコーヒーやストレートの紅茶を愛飲。)
2段階・砂糖を控えたスイーツを手作りし、ほどほどに楽しんだ。
3段階・市販のお菓子もお酒もジャンクフードも大好き。定期的に食べたいときは食べる。
お米を抜いてお菓子を食べる位ならご飯をガッツリ喰らう。
もちろん制限していた時期より太ってるが、食べる喜びの方が大事。
↑
イマココ。
案の定、好きなものを好きなだけ食べているので痩せてはいないが、極端に太ったりリバウンドもしない。
繰り返して言うが、リバウンドしやすい方法でダイエットするくらいなら、最初からしない方がマシだからだ。
結果代謝が悪くなり・体調が悪くなり・壊れた体と心は簡単に治らないからコスパが悪すぎる。
あとは、痩せたいのに食べちゃったー、っていう気持ちが1番食事をつまらなくする上に、言い訳がましいから不快になる。
食べたーい!食べよう!美味しかった!さあ、ちょっと激し目に掃除して体動かそうかな。
これで、いいのだ。
ちょっと前からオートミール食が流行ったが、それはそれで痩せたい方の目的達成の手段としては否定できないが、私が許せないのは。
米を悪者にするな!
ということ。
日本人の体は、米を消化するのに特化していて、腸だって西洋人と比較して長いんだ。
日本人は米を食ってりゃ太らないんだ!
(もちろん食い過ぎはイカン。)
私は、米の消費量が減った原因を許せない。
もちろん、オートミールとダイエットの所為だけとは言えない。そんな最近のことでもないから。
デマのせいか。過度なダイエット指向か。米より魅力的な炭水化物の台頭か。
(大袈裟な表現?)
でもでも、やはり、お米を愛するものとして、米を悪者にすることは耐えがたい。
幼いころウチのママンから聞いた事で今でも覚えているのは、
減反政策(正確には減反政策は1970年くらいから)の所為で、農家が米の生産量を制限され、そこからお米の価格が下がり農家の商売はあがったり、あれでおかしくなったと嘆いていた。
2018年から減反政策は廃止になったらしいが、農家が高齢化で次代の農業従事者が減っている現代、手遅れでなければいいのだが。
減反政策について良く分からない方用に、さわりだけ。
参考記事↓
「減反政策」の廃止で、日本の稲作はどう変わったのか
https://smartagri-jp.com/agriculture/247
私の脳内で広がる懸念:米の販売価格が安価のため作るメリットがない→少子化と後継者不足で農業の担い手不足→外国人労働者頼り→外国人に対する優遇措置ばかり発展し、日本人の補償がますます減り、ますます少子化&日本国の衰退、日本国の独立が怪しくなる
とかなりそう。
いや、農業の面だけじゃなく、他の産業の面でももう顕著かもしれない。
過去最高の円安で、物価高騰もいつにない不安を煽る。
ヨーロッパやアメリカの比ではないが、今年の冬、電気代どうなるんだろう。とかめっちゃ考える。
再生可能エネルギーとか、論点ずらしも甚だしい。
航空写真からみたリサイクル出来ない太陽光パネルの景観汚しにゾッとするのは私だけだろうか。
反原発に対して生理的嫌悪を覚えるのはこの絵面の所為。
戦争アレルギーと原発アレルギー、
アレルギーで思考停止する人に嫌悪感がある。
再生可能エネルギーは綺麗事と未来への投資であって今をどうするかとは全然別問題。
こりゃ、政治の役割だわ。
炎上狙いのマスコミや反対意見を言いたいだけの、根拠のない感情論デマの吹聴によって制御不能となった、凜と対応できない日本政府では荷が重いか?
足りない私の脳で考えた政治家でもない私の策は。
輸入小麦が高価なら、国産の米を食べればいいじゃない!
国産品を沢山食べよう!
これのみ。
私はここで、戦後最初の総理大臣だった吉田茂の側近、白洲次郎が来る食糧難に備えて政界を引退し畑作りに没頭したエピソードを紹介したい。
貧すれば鈍する。
飢えないことが正義である。
彼の生き様について私が抱く感想はそれ。
白州次郎は途轍もなくダンディなのに泥臭い感じもして、いい男。
男の美学に憧れギラギラしたい方にとてもおすすめ。
美学と審美眼ゆえ、奥さんと襖の柄について譲らず争う姿勢も素敵。
なんでも君に任せるよ、お金は出すし、という心の広い旦那様もいいけど、議論と譲歩ができるパートナーシップの方が人間力高そう。
憧れの夫婦です。
白洲次郎に興味がある方にはこちらの著書↓
白洲次郎 占領を背負った男 (上・下巻)
北 康利著
【最新刊】白洲次郎 占領を背負った男 (下) (講談社電子文庫) - 北康利 - 無料まんが・試し読みが豊富!電子書籍をお得に買うならebookjapan (yahoo.co.jp)
私は究極のところ、食べ物をつくるひとが1番最強だと思う。
食べ物を作る人=
農業従事者、
家族のために美味しいご飯をこしらえる家庭内料理人
職業に貴賎はないけれど、上記の人々に敬意を払えないものはその辺の草でも喰ってろ!
(翔んで埼玉の「埼玉県民はそこいらの草でも喰ってろ!」より引用)
食べることを愛するが故、生産者に感謝、残さず美味しく頂きます。
農業従事者の方が生計を立てることに未来が見える、やり甲斐が得られる。
そういう日本の未来を、私は望みます。
今回のBGM↓これっきゃないでしょ!
打首獄門同会「日本の米は世界一」
https://www.youtube.com/watch?v=BuU2bocSfDo
打首獄門同会 公式サイト
http://www.uchikubi.com/index.html
おしまい。