変なホテルに泊まったよ後編~地元に泊まろう!その2~

前回(前編)までのあらすじ

 

オッス!おらさとみにょん。

心は乙女、体は元気のない高齢者並の体力の持ち主だ。

2022年4月、どうって事無い予定の3本立てを乗り切る気力が無くて、あえて日帰り出来る場所で1泊するって計画を立て、自分のテンション上げて乗り切ろうって目論んだんだ。

早速「変なホテル仙台国分町」へ宿を取り、宿泊割引の2000円分のクーポンもらってひとり焼肉食べてお酒も飲んでテンションMAX!

で3本目の予定を前にやりたい放題って所までが前回までのお話だ。

さーて、今回のさとみにょんさんは・・・?

 

3本目の20時からは昔の知人と久々にお話する。

仙台駅近くのタリーズ・コーヒー。

ここは24時まで営業。

遅くまでやってるカフェを調べてくれたらしい。ありがたや。

 

デカフェデカフェコーヒー)を初めて飲んでみた。

美味しい。

デカフェとは英語のdecaffeinatedからきている言葉で、

カフェインを除去した、等の意味がある。

元よりカフェインレスのものとは別で、カフェインを含むのもからその成分を除去したものをいうらしい。

 

カフェイン中毒な自分だが、仕事中はなるべくルイボスティーを飲むようにしていた。

飽きないし美味しい。

ほっといたら一日5杯でも6杯でもブラックコーヒーを飲んでしまう。

なんでも過剰はよろしくない。年を重ねると怠慢から生活習慣を変えるのは難しくなりそうな気がする。ので、依存しない程度に気をつけて飲むようにしていた。

 

そう言えば最近豆乳も飲み過ぎな気がする。

朝が苦手な私は朝食を食べない。

何も食べないと、お昼までに力尽きるので、豆乳にプロテインをとかして朝食代わりにしていた。(水だけでといたプロテインのほうが吸収率がいいらしいが、味が粉っぽすぎて苦手である。)

ちなみにプロテインザバスのリッチショコラを愛用。

動物性由来のホエープロテインの方が好み。植物性由来は豆豆しくて粉粉しくて苦手。

豆乳に溶かすと豆豆しさ倍増で更に苦手。

ヴィーガンにはなれそうにない。

 

牛乳が嫌いなので豆乳を愛用してるが、豆乳の過剰摂取の弊害の記事を最近読んだ。

摂取してるのは1日200ml程度だけど、オーガニックでもないし、怖いな。

減らそうかな。

(アルコールを減らそうという発想はない。美味しくお酒を飲むために他を気をつけているのだから。)

 

案の定タリーズには24時閉店までいてしまった。終電余裕で逃していた。泊まりにしたから出来るスケジュール。

コロナ禍前までは朝までカラオケにいたり、ネカフェにいたりしてたけど、行かなくなったなあ。

それぞれにはお気に入りがあるのだが。

カラオケならあのフリードリンクに梅昆布茶がついてる、あのファッションビルの地下の店舗がお気に入り。

否、だった、だ。全部過去形だ。

 

カラオケも声が出なくなってからはつまらなくなって益々行かなくなった。

ネットカフェも本を選ぶ時間がもったいない。漫画はスマフォで全部デジタルでしか読まなくなった。

 

ネカフェはあの東口のあそこが、蔵書が多くて古い漫画もあるからお気に入りだった。

東口もすっかり変わって、トレンドが揃ってしまうのでわざわざ遠征して服を買いに行く機会もなくなった。

というより、ユニクロ、GU、niko and・・・、リサイクルショップでしか洋服を最近買ってない。

色々買っても結局上記の店で買った服しか着なくなるので買わなくなった。

 

見る時間、探す時間、出かける時間がもったいない。

 

自分の行動指針が大分変わってしまった。

 

本当に、食品を買うか髪を切るか整体以外出かけてない。

 

今回はほんとレアケース。

そりゃ泊まりだな・・・の発想になるわけだ。

 

さて、宿までてくてく15~20分歩く。

 

もう一件飲みに行きたいところだけど、お腹タポタポで水すら飲めなそう。

 

デカフェも飲みきれずお持ち帰り。こんなときカフェインなしなら夜中でも気兼ねなく飲める。

 

宿に着き、お風呂。普通のトイレと一体のユニットバスだ。

狭いけど十分。コンパクトな作りが落ち着く。

バスに湯を張り家から持参した入浴剤を入れて入浴。

四十肩を労るためだ。

 

ユニットバスの残念なところは髪を洗った後にもう一度湯に入れないところである。

大浴場のついてるホテルドーミーインも検討したが、この時期の土曜泊は予算オーバーだった。

こっちも行きたかったなあ、ドーミーイン仙台。

萩の湯仙台駅前店。青葉の湯ANNEX。EXPRESS仙台広瀬通り。

3つもあって選べなかったってのもある。

 

朝食食べれる体質だったら、ドーミーインのバイキング付きの宿にしたかも。(店舗によってバイキングを中止してる所もあるので、公式HPをみてね。)

お風呂もゆっくりする時間的余裕もなかったので今回は選択しなかった。

 

今回の宿、変なホテル仙台の朝食は、MAGO HACHI KITCHEN。

ホテルに併設されてるレストランです。

仙台では知らない人はいない日本一ナポリタン&伝説のハンバーグ専門店「HACHI」の系列店です。

名取が本店だけど、実は行ったことがなく。

仙台駅ナカ店は、いつも行列で入りそびれ。

この店舗は比較的外からの目隠しで入りづらいのか、空いていたのでちょっと前にナポリタン&ハンバーグを食べに来ました。

もちろん、お食事だけでも入れます。

宿泊者限定朝食

「変なホテルオリジナル朝食セット」

ナポリタン・オムライス・カリーライス(ナン付)から選択可能。

(+クレソンサラダ、コンソメスープ、ドリンク付き)

ドリンクはコーヒー、オレンジジュース、牛乳から選択。

 

ナポリタンは先日のランチで食べたから、オムライスかな。

カレーは朝から消化する自信が無い。

 

いつも朝食抜きの私は、待てども待てども腹がすかなかったが、がんばって8時頃に朝食に向かう。

オムライスを選択したが、カリーライスの人を横目に見て目を奪われる。

黄色いご飯と、ナンが両方ついてる!!!

ナンも大好きだが、黄色いご飯に目がない私。(ターメリックライスも、サフランライスも大好き。)

カレーにだから、ターメリックライスかな?

匂いもそそられる。

でもやはり、あの大きなナンを食べるのは不可能だったので、オムライスチョイスで妥当だったかも知れない。

 

クレソンサラダもドレッシングがさっぱりしていて美味しい。

ランチでも頂けるコンソメスープは、優しい、滋味深いお味。添加物のとがった味が全くしなくてまあるいやわらかな口当たり。

これ、からだ弱ってるときに飲みたい。

オムライスももちろん美味しかった!

ドリンクはコーヒーをチョイス。カップもグラスもかわいい。

何とかお腹に収まった。

#MAGO HACHI KITCHEN #変なホテル仙台朝食

お土産のコーナーに、ハンバーグも発見。

ほ、欲しい。保冷パッケージで真空パックかチルドなのか、見えなかったけどお土産用なら多少の移動も耐えられるはず。

てか、HACHIのだから絶対美味しいやつに決まってる!

けれど、家族分も買って帰るとなるとちょっとした散財。

今回何でも無いとこで宿を取って贅沢したんだからなあ。

予算オーバーで泣く泣く諦める。

自分一人分だけ買って、こっそり食べるわけにもいかないもんなあ。

 

午後から家の用事があるため、がんばって朝早くご飯を食べた私だったが、丁度帰りの電車が半端な時間。

次が1時間半後。

 

とりあえずチェックアウトして、昨日とは違う店舗のタリーズ・コーヒーでまたデカフェを頂く。なんだか、気に入っちゃったみたい。

タリーズコーヒー #デカフェ

まだ10時前で色んなお店が開いてないせいか、空いてて朝のカフェって快適。

丁度グッズで、私の好きな鳥獣人物戯画をモチーフにしたタンブラーやらマスキングテープやら売っていて、欲しくなっちゃったけど物を増やしたくないので何とか我慢した。

タリーズコーヒー #鳥獣人物戯画

なんてかわいい。

我慢できて偉いぞ、私。

丁度テレビ番組で京都のお寺だったかの貯蔵を紹介したものを最近観たところ。

行って、実物を拝みたいなあ。

(後に調べましたら京都の世界遺産、栂尾山高山寺の宝物でした。紅葉の名所らしい。

ともあれ、実際みれる場所にあるっていうことは貴重ですな。紅葉のシーズンに行ってみたい。)

そんなこんなで満喫した地元に泊まろう!企画。

帰りは厚いニットで再び辟易しながら帰宅したが、それ以外は大変満足のいく旅であった。

 

また行きたい。

次の旅行まで、好奇心を溜めて(お金も貯めて)思いを巡らすことで楽しもうと思う。

計画もまた、旅の醍醐味なのだから。

 

ちなみに変なホテルは、日本国内には元より、海外だとアメリカのNYや、韓国の明洞にもある様子。あなたの街の近くにもあるかも?興味がわいたら是非調べてみてね。

 

今回お世話になったところ

変なホテル仙台国分町

MAGO HACHI KITCHEN(変なホテル仙台国分町1F)

熟成焼肉 丸源 仙台店

タリーズコーヒー(仙台パルコ2店)

タリーズコーヒー(仙台中央通店)

 

終わり。

変なホテルに泊まったよ 前編~地元に泊まろう!その1~

去る今年の四月。私としては初の試みをしてみた。

それは、あえて日帰りできる土地に泊まること

である。

どこかへ行きたい。

でも旅行は面倒だ。

でも気分転換したい。

でも誰かを伴うのは面倒だ。

 

そこで思いついたのだ。

最近YouTubeでお気に入りのチャンネルの、近場ビジホ泊まりの真似事がしたい。と。

 

この思いつきは、神からの啓示に近い形で私の胸をズッキュウウウウンと打ち抜いた。

 

これだ。思い立ったが吉日。

そんな訳で今回はその小さな旅の思い出をここに記録したいと思う。

 

2022年4月9日のこと。

今日は久しぶりに複数の予定を入れている。

10時から整体。14時から美容室にてカット&カラー。そして20時から昔の知り合いとのミーティングだ。

時間だけみたら、余裕のあるスケジュールにみえるだろう。

しかし、考えてみて欲しい。

実行するのは、すっかりwithコロナの所為だけではなく、自主的に積極的に先天的素質によりステイホームを実践していた、

わ、た、し、

熟女Sだということを。

(年齢は熟女、体力的には元気のない高齢者、心は乙女のまま時を止めたわたしである。)

すでにハードルが高い。

 

これは

 

宿を取るレベル  だ。

 

チャンスとばかりに楽天トラベルから、以前から目をつけていた宿の予約を2日前に急遽思い立つ。

お、土曜日だけど空室あり。

しかも県民割の対象だ。

ありがたや。

ポチっと。スマホとクレカと指先だけで完結する世界線。最高に好き。

もう、指だけでいい。四十肩を患いに患いまくった肩なんていらない。

どうして指だけで人は生きられないんだろう?

(ポエム調)

 

取り敢えず、整体へ行こう。

車で自宅から5分。起床して化粧して寝坊して多少苦笑してしたとしても(意味のない韻踏みのポエム)

とにかく、1時間前から準備を始めれば余裕なんだ。

なんだけど。

肩が痛すぎて、うまく動けない。

起床して化粧して(しつこい)着替えて飯を食って車に乗る。それだけのこと

な、の、に。

後20分で朝食を済ませ歯を磨きヘアセットをしなくちゃならない。もう既に絶望である。

本当に予約時間5分前に家を出て、なんとか整体院に。

もうこういうことすらアクシデントに感じハラハラしちゃう心臓の小ささよ。

ノミよ、ノミ。

 

とにかく整体を済ませて帰宅して、着替えて駅まで歩く。

先週春めいた服で出かけて寒かったからな。

今日はニットとタイツだ。

最高気温は18度で、最低気温は4度か!

最低気温4度か。やっぱり春服無理。

 

仙台駅で電車を降りたら、

すでに暑い。

 

最高気温、18度って言ったじゃん?

あー、あー、あー、なんでこんなに寒いのが怖いんだろ。10年前はおしゃれはガマン!肯定派だったのに。

体の締め付け、パンプスの痛さ、三首の冷え、

何も、何も、何も!!!(L'Arc〜en〜Ciel「虹」より)

我慢できない。

そうなんです。日々こんな些細な事がストレスなんです。なんてミクロな世界で物事にフォーカスしているんだろう。

 

美容室予約1時間半前には着いて久々の街の華やぎを味わおうとしたのに。

暑いし荷物重いからお茶しよ。

もう服とかみなくていいや。着替える涼しい服欲しかったけど。

 

遠回りして、カフェを探したけどピンと来る所を見つけられず。

安定のドトールコーヒーブレンドコーヒーとモンブラン

土曜日の昼下がりにしては空いてる。

快適快適。

通りかかったさっきのラーメン屋さんは行列してたけどな。皆よく並ぶなぁ。えらいよな。

 

一息ついて、中学時代の友人が勤める美容室へ向かう。

ここに来るのが、コロナ禍において私が仙台駅近辺に来る唯一の用事である。

 

コミュ力が今より高かった20代の時も美容師さんと話すのは苦手だった。

オシャレやトレンドの話を頑張ってしなきゃなっていうプレッシャー。自分のヘアセットに全く興味ないのに、その職に従事する方に髪に対して投げやりなのは失礼だろうから、

やる気はあるんでふ!でも癖毛が扱えないので!困ってて!

っていう謎の演技をする疲労感。

 

それから解放されるだけで、わたしはカットに通うのがとても楽しみになった。

髪は神に通ずるって言葉を聞いたことがある。

そこから、髪を切るというのは禊でもあるという感覚になって、自分の中では開運アクションだったりする。

 

指名している美容師の友人はここ十年以上はずっとお願いしている。

彼女は穏やかで繊細で癒し。髪のクセを解ってくれてるだけでなく、心のささくれをほぐしてくれる。

 

そっか。髪に触るって結構重要なことだ。

それを任せられるって、すごいことだ。

 

肩はまだ痛かったけど、心身ともにほぐれて、髪も大分軽くなって満足。

私のオーダー、

木村多江っぽい感じで。

色々やりとりして、仕上がった結果

清野菜名

資生堂のマキアージュっぽい感じになった。(個人の感想です。)

 

最高じゃん?

 

ウキウキ。で、るんるん徒歩移動。

16時半で、ついに来たかった宿にチェックイン。

 

デデン!

 

変なホテル 仙台国分町

 

なのでありました。

↓変なホテル仙台 国分町 公式HP

https://www.hennnahotel.com/sendai-kokubuncho/

 

 

何というの?

ホログラム?

プロジェクションマッピング

壁に映し出されたアトラクション感満載な通路を抜けてフロントへ。

#変なホテル仙台 #フロント



無人チェックインシステム。

 

取り敢えずタッチパネルで予約名を入れてたら、あれ?そういや県民割ってどう伝えるんだ?と取り消し操作をしたら、ホテルの方が出てきてくださった。

専用シートに必要事項記入して、本人確認とワクチン接種証明を確認して下さるとのこと。

結局ここは対面。

 

それで、「みやぎ宿泊割」のクーポン2000円分をゲット!

有効期間は今日〜明日。チェックイン日〜チェックアウト日ということなのだろう。

やたー!どこで使おかな。

#宿泊割クーポン #むすび丸

 

それから自動チェックインシステムでチェックインを開始。

あらあら、よく見たら県民割ご利用の方はお呼び出し下さいって張り紙貼ってある。

意外にこーいうのって見えないのよね。わたしだけなのだろうか?視界狭い?一点集中し過ぎ?

それともぼんやり生きてるから?

 

ともかくチェックイン、料金前払いでカード決済終了、

お部屋Noはレシートに記載。明日の朝食の券もここで出てきた。

そしてカードルームキー。これでフロントを介さず、外出もそのままご自由にってことか。

紛失してもルームNoも何も記載ないし、データ抜くだけだからセキュリティも万全って言う事か。

仙台も進んでるわね。少なくともビジホ泊まるの2年以上ぶりだから、他のホテルもこういう無人システム進んでるのかな?

こりゃ人間の労働力益々要らなくなるわね。

 

ガウン、最低限のアメニティをピックアップして共有スペースをうろうろ。

フロントのライブラリは、期待よりは本の量は少なかった。割とライブラリの充実した宿を他に体験しちゃってるから物足りなく感じるのかな。

とにかく、眠いので本は物色せずエレベーターへ。

内側から、ルームキーをタッチしないと階数ボタンを押せないシステム。なるほろー。頭良い!!

わたしの部屋は11階。

#エレベーター内の広告 #甲冑 #伊達政宗モデル #記念撮影

さっき貰ったクーポンで、伊達政宗モデルの甲冑を着て記念撮影ができる!?

凄ーく心ひかれる。

でも、一人だし・・・。

同伴者がいたら、きっと甲冑着てたかもなーーー。

 

後ろ髪引かれる思いでお部屋へ到着。

ダブルルームをシングルユースで予約済み。

わーいわーい!

クイーンサイズのベッドだ!!

女王様気分で眠れるぞー!

フランスベッド社の高反発ベッドを採用とかHPには記載があった。

そして、LGスタイラー全室装備。

#LGスタイラー

家電マニアでも潔癖症でもないけど、気にはなっていた。

スプリングコート、ニット、スカートを取り敢えず入れてみる。

靴も入れたかったけど、革製品は不可。

お気に入りの革製のバレエシューズ、うっかり入れて傷んだら泣いてた。やっぱり使用方法はよく読まないとな。

 

用途は乾燥、除菌、花粉除去だもんね。脱臭とかと勘違いしたらダメダメ。

 

ダブルルームだから、ルートインのシングルが常宿のわたしからすると十分な広さ。

(ルートイン、無駄なスペースがなくて大好きです)

 

取り敢えずガウン着て、15分ほど仮眠。

20時の約束までに、食事に出かけたい!

 

来る時に気になっていたすぐ近くのビルの焼肉屋さん。行ってみたら割引券使用対象店だった。

完璧なチョイス!!!

17時ほぼジャストに入店とあいなりました。

 

デデン!

「熟成焼肉 肉源 仙台店」

https://www.nikugen.jp

 

広瀬通り沿いの某ビル4階。

場所に呼ばれた感覚を覚え入店する。

案の定いい感じ!!

広いホール。

流れるジャズ。

きびきび働く店員さん。

 

調子に乗って、「三十日熟成 十段盛り」「飲み放題」

をオーダー。

もう何も語るまい。

大変満足致しました。とだけ言っておきましょう。多くを語ると野暮の骨頂よ。

 

写真参照、詳しくはHPで。

#熟成焼肉 丸源 仙台店 #十段盛り

#十段盛り1

#十段盛り2

HP改めてみたら2人前の値段記載だけど、ちゃんとお一人様用の量も出してくれたよ。

もしかして2人前からだったのかな。知らず融通してくれてたのかな。

だとしたらかたじけない!!!

最初の3皿で既にお腹いっぱいだったけど、残さず食べましたから!!

ありがとうは完食で示すスタイル。

レモンサワー、モヒート、黒烏龍茶ハイ、

マンゴージュース、ジャスミン茶、黒烏龍茶

飲んだ飲んだ。わたしは水分がないと食事が出来ない。

折りしも好きなジャズナンバーが流れ耳が勝手に拾う。

「バードランドの子守唄」

きっとボーカルはエラ・フィッツジェラルド

(知らんけど。サラ・ヴォーンでないことは確かな声だった。エイミー・ワインハウスのヴァージョンが1番好き。ジャズ語れるってかっこよくね?)

何でジャズって何の邪魔もしないんだろ。

この感覚が分かるってわたしオトナじゃん。

 

デートにも女子会にもお一人様にもおすすめ。

デートの相手にジャズの蘊蓄を傾けたら煙たがられるかもね。

 

一人だからサッと入って出れるかと思ったら、コースなのでゆっくり食後の冷麺とソフトクリームが出てきた為、1時間半は悠にかかった。

そりゃ腹いっぱいだわ。

古代ローマ人の饗宴ってこんな感じ?

飽食ゆえに堕落、食べる為に生きてる。食べることが快楽。

みたいな食べ方をしてしまった。

 

そんなわけで。

猛烈に眠い。

ホテルに帰り、LGスタイラーで服の匂いを除去、お白湯をたくさん沸かし飲んで次の予定に備え15分ほど仮眠。

 

申し訳程度に化粧を直し、次の出先に向かう。

暑い。気温が高い。

気温が高いとアルコールなんぞ多少飲んでも直ぐ蒸発する。故に、三杯ほどのアルコールなんぞほんの喉湿らしでしかない。

(…って言ってみたかっただけ。てへ。お白湯一生懸命飲んで、罪悪感減らしたのどこのどいつよ。)

 

ともかくこの程度に飲んで、歩くって楽しい。

仕事中も飲んで良いんなら高いパフォーマンス叩き出せそうなんだけどな。

(完全なる酔っ払いの妄想)

 

どこの国だっけ?ランチで飲んで、シエスタして、午後も働くの。スペイン?

良い国だな。

そういう国に、私は住みたい。(宮沢賢治雨ニモマケズ調で。)

 

後編に続く

ある友人がいる~なぐりあいの愛・トラウマとの付き合い方上級者編~

ある友人がいる。

高校2年生で知り合った、とても変わった性格の女性だ。

彼女は私と誕生日が二日違いで同じ水瓶座だが、だからと言って性格が似ているわけではない。

水瓶座はエキセントリックと言われるが、彼女は正統派のエキセントリック・ウーマンである。

 

その友人に会いに、5月の連休中に宮城県から車をぶっとばして静岡県まで行った。

 

食に対する執着が強く、(本人の表現なので悪口ではない)好奇心旺盛がゆえあちこち色んなジャンルに興味は持つが、頭でっかちで好奇心の発露がズレでいる。(これは私の評価。)

 

富士山の見える閑静な別荘地のような場所に一軒家を借りて、ねこのような性格の天使なヨークシャー・テリアと暮らしている。

わんこの名前はニコライ(笑来)。

私はてっきりロシア皇帝の名前からとったと思い込んでいたから、そうではなく、「笑来」

(わらいが、くる)という由来を聞いて好感を持った。

 

日柄は悪く、生憎の雨で富士山は見えなかったが、私が見ることが出来ずとも有難い富士山は常に存在しているのだから、何も悲観することなどない。

 

宿泊施設の調理場に長年勤務していた際、繁忙期を乗り切る為に体のメンテナンスをストイックに実践していた彼女なのだから、あまりジャンキーなお土産は渡したくない。

 

だが、絶対に料理オタクの彼女は沢山の食事を提供してくれるに違いないので、私の好物をさりげなく混ぜて私の町の有名なメーカーの笹かまぼこ、牛タン、隣町が製造元のクロレラ入りお刺身こんにゃく(酢味噌つき)をチョイス。

これくらいヘルシーなら何かは気に入るだろう。というより、彼女が食べ物を粗末にするはずがないのだが。

そして、どうしても我慢できない福島県銘菓、柏屋のまんじゅう。

私の大好物。

ミニサイズ9個入りの、こしあんつぶあん両方購入する。

途中の守谷サービスエリアで買った小腹減り用の栗トッツォ(マリトッツォの栗版)も、食べる暇がなかったので持参。

なかなかとっちらかった内容のお土産である。

着くや否や、夕飯には半端な時間だったのでおやつを出してくれる。

 

私のために焼いていていてくれた、ベイクドチーズケーキ。地元の柑橘を綺麗にむいてくれたもの。ナッツ類。アボカドにオリーブオイルを和えたもの。そして、持参した笹かまぼことまんじゅうを美しくカットしたもの。

2段のアフタヌーンティー風の華麗なお皿に盛られて出てくる。

のちに目利きの知人が言うには、カトラリーはロイヤルアルバートとのこと。

お茶はハーブティー、紅茶、緑茶、etcと聞かれ、私はアールグレーをリクエストして出してもらう。

#おもてなし #甘いのしょっぱいの #自家製アフタヌーンティー

 

wwwww

 

もうガチなのである。

私はまんじゅうはそのままかじるし、厚い皮の柑橘は自分でむくくらいなら食べないという選択をする。

本当に、こういうところ心底尊敬する。

 

近所日帰り温泉でゆっくりあたたまり、いよいよ宴。

お酒はチャミスル、マッコリ、赤ワイン、カヴァがあるよとオーダーを聞いてくる。

彼女は最近カヴァ(スペインのシャンパーニュ製法を用いたスパークリングワイン)がお気に入りとのこと。

彼女の料理を思う存分食べたい私は発泡性のお酒は遠慮して、飲み慣れてるチリ産の赤ワインを所望する。案の定あるんだな、これが。私は好みが限定されすぎているが、ベーシック故、そういったものは大体彼女は所有している。

 

綺麗に盛られたつまみが出るわ出るわ。

炭水化物は用意してないから、食べたいときは言ってね。米は発酵玄米だよ、炊かないとないから要るなら早めに教えて、ピザも出来るよ、パスタは?だの。

忙しい忙しい。

私は食いしん坊の類いではあるが、彼女から言わせると全然小食だね、とのこと。

いやいや、お喋りが忙しすぎて箸が遅いだけだ。

 

食べるのは大好きだけれど、そりゃあ貴女のようにはそんなにいちいち食べ物のことは考えてないわ。だって夕食が終わる前から明日の朝何食べる?だもの。

 

1日目の夕飯は炭水化物は辞退して、目の前の沢山の種類のつまみと呼ぶにはいささか手のかかりすぎてる品々を胃に収めることに注力することにした。

 

私は食いしん坊だが、会話が過ぎると小食になる性質である。

話す口と、食べる口が区別できないのだ。

 

朝食ミーティングだのパワーランチだの出来るビジネスパーソンとはほど遠い。そんな生活をしたらきっと、月に5kgはすぐ落ちるだろう。

お土産に持参したクロレラ入りお刺身こんにゃく(酢味噌つき)は特に喜んでくれた。

なるほど、こういう嗜好なのね。メモメモ。覚えておこう。

#2日目の晩餐 #美味しいおもてなし

 

彼女には幼少期からのトラウマがある。

ゼロ歳児から4歳児時代の記憶が鮮明にあり、そのときの体験が、自分の人生を生きようとする選択の際に彼女の邪魔をする。

思考を暴走させては過去を乗り越えるために、何度も何度も反復してつらいことを思い出しては越えられないトラウマの前にひれ伏しているのだ。

私なんぞは、越えられないハードルは越えなくていいと思うし、

わざわざ嫌なことはみつめない方がいいと思う。

思い出すことで追体験を繰り返すから、なるべく見ないようにする。

そして、痛くなくなってから刺激しないように扱う。

どうやっても解消できないことは鍵をかけて頭の隅に追いやるのだ。

彼女ほど過酷な経験はしていないが、私は多感な思春期と東日本大震災の際そういった教訓とはいえない程度の処世術を学んだ。

 

あまりにも囚われているものだから、こんな意見は何の慰めにはならないとは思いつつもこれしか言えることはなかった。

沢山考えて解消することばかりではないと。だったら考えない方が賢明だと。

理論的思考や知性で解消しようとすればするほど結局は感情的にそのトラウマの渦に溺れているような気がする。

それが囚われるということなのだろうけど。

 

さて、そんな会話が出るということは私はやはり彼女には信頼されている。

何も出来ないが聞くこと位は一所懸命してあげたい。

私を見込んで難しい話をしてくれるのは嬉しいがそんな話をしながら食欲も飲酒欲も薄れない彼女は逆に凄い。

決して繊細ぶるわけではないが、私はこういうとき食が細くなる。

所詮私はカウンセラー向きではない。

セラピストにもなれない。

傷ついた思春期、私はそういったものになりたいと思った時期があった。

結局一番に救いたいのは自分だった。

誰も自分を救えない。本当に自分を救えるのは自分しかいない。そう17歳で悟ったからには、自分自身に関しては動揺しなくなったのだが、やはりこれは他人には応用出来ない。

 

無力なのである。

 

抽象的な悩みはあくまで抽象的な方向でしか解決出来ないのだから、具体的な解決を何十年も模索してる彼女には多くは語れまい。

(本人にとってはもちろん抽象的な悩みなどではなく、具体的な心的外傷である。)

私が偶にクールだねとひとから言われるのはこういった線引きがどんなに親しい相手にも適用されるからなのだ。

 

結論。今が幸せじゃないから過去に囚われていることを重要視してるのではないか。

 

そしてその結論はブーメランなのである。

私自身にも還ってくるから恐ろしい。

ああ、こういうこと考えるのって本当に消耗する。

 

今を無難に感情を波立てず生きることに注力している私には強烈なブーメランだった。

 

いつの間にか私の話にすりかわり、何やら不穏な空気になる。

私は親しい人に愚痴ったりぼやいたりするのは好きだが、解決する為の議論やセッションは苦手なので、触れて欲しくない、という姿勢になってしまう。

親しいからと言って、そういった踏み込まれ方をすると拒絶反応が起き、態度が悪くなってしまうのだ。

だって、私はただ楽しいご飯が食べたいだけなのに。

 

心からの善意、親切でもどうしても拒絶反応が起きる。

人間は悪意には反抗できるが、愛には逆らえないという言葉をどこかで聞いたが、まさにそれ。

 

親切に私を思ってくれていてのことなのに、喜んで受け止められない自分の傲慢さに苛立って、相手に苛立ちが伝わってしまう。

 

最後の方は喧嘩腰のようになってしまい、嫌な雰囲気になるが、双方とも頑固で自分の主張は絶対曲げない上に言葉を駆使すれば理解できると頑張ってしまうため、頑張りすぎてしまったようだ。

私は、彼女相手だけではなく、他の親しい相手ともこうなりやすい。

なので、極力どんなに親しい相手とも長時間過ごさない方がいいな、と毎回学習するのだが、喉元過ぎればすっかり忘れて、泊まりに行っていい?なんて繰り返す。

つまり、学習してるようで遊びの誘惑に弱いから繰り返してしまう。

 

正しいとか間違いは関係ない。

親しくて、気を許す相手だと話しても理解を得られないことが絶対あるということをどうやら忘れてしまい夢中になってしまうようだ。

ただ阿呆だから、適当に相手に合わせて納得した振りをして譲歩するっていうことを忘れてしまう。会話に夢中になればなるほど。

この辺が年を重ねれば重ねるほど悪化している気がする。

嫌だわ。老害かしら。ほんと、若い人相手にするときは特に気をつけなくちゃ。

 

2泊3日過ごして、2日目の夜なんかは私の温さに呆れたのかほぼ喧嘩を吹っかけられて険悪な雰囲気になったのだが、嘘を吐いても仕方ないから本音で返したために喧嘩になったのだから仕方ない。

 

結果的に耳に痛いことはお互いに大人になればなるほど言ってくれる相手が居なくなるから、有難たいという結論にお互い達したので、何とか穏便に最終日を迎えた。

全力で向かってくる相手って久しぶりだ。

彼女は全力で人に向かう。

私はエネルギーが不足しているので全力では向かわない。そんなことしたら、日常生活を送る力まで使い切ってしまい次の日に差し支えて仕様が無い。ただ私は阿呆だから忘れて夢中になって差し支える。

ほんと疲れるこの性格。

 

それが温いと責められたとて、体力の問題なのだから大目に見てほしい。

#天使の添い寝

癒やしの写真をここで。私はやりたいことが沢山あったのだが、どうにも力尽きてお昼寝した2日目の昼。天使が乗ってきて癒やしてくれた。

あの子、ほんと天使。癒やしてくれてありがとう、笑来。

 

さて、この旅のまとめに入ろう。

道中沢山寄って来た(上は常磐道、下は東北道)サービスエリアで買った、どこに旅行行ったんだか分からない散り散りの土地柄のラインナップのお土産ものの話をここで紹介。

前述の柏屋のまんじゅう(つぶあんこしあん)は福島。

桔梗屋信玄餅。(山梨)

横濱ハーバー。(横浜)

信玄餅 #柏屋のまんじゅう #横濱ハーバー

全部知ってる味。大好物。なので静岡行ったとか何も気にせずのチョイス。

いいのよ。美味しければ。

 

2日目に行った御殿場のアウトレットで結局第一目的のメゾン・マルジェラは長蛇の列で入れなかった。30分くらい並んで、あ、これだめなパターンだ、と見切りをつけ、ゴディバのショコラリキサーダークチョコレート72%で自分を慰める。

ゴディバ ショコラリキサーダークチョコレート72%

これさえ摂取しとけば、何も買えなくてもご満悦。と自分のご機嫌取りに。

 

そして不思議な店構えの吉田のうどん(友人宅の付近のご当地うどん)のお店。

#吉田のうどん #サファイ屋

#吉田のうどん


吉田のうどんは山梨県富士吉田および同市を含む山梨県郡内地方を中心として食べられる郷土料理とのこと。

日本一固い麺と誰が言ったか言われている、まさに、丸亀製麺を食べ慣れた東北人からすると、ものすごいカルチャーショックの食べ物だった。

吉田のうどんは色々あれども、食いしん坊な友達はこのお店が推しとのこと。

内装も昔の飲み屋というか、スナックを改装したようで、名残が面白い。

(内装の写真は撮り忘れた。男の隠れ家的な雑誌のバックナンバーが沢山あり、男の聖地だった雰囲気がありありと伝わる店内でした。)

 

写真は肉天うどん。お出汁は醤油が勝ちぎみ。東北のしょっぱい味が好きな私は出汁が強いのより好きかも。

素朴な田舎うどんという風貌とお味。

歯ごたえが凄すぎてお腹がいっぱい。大盛りにしなくてよかった。

友達が食べてた山椒ごはんも味見させてもらった。山椒ご飯も美味しかった!!

 

他にも沢山語るべきことはあるのだが何せ今回の話のタイトルは「ある友人がいる」

である。

 

彼女の話をメインにするとして、今回の旅の話はここで終わりとする。

なんだかんだと言って30年近くの縁を持つこととなった彼女。

女に幸あれ

プータロー時代の日記Part4~プータローの終焉はスケジュール管理いらず、浮いた時間はどこへ行く?~

閑話休題

今回のブログを一言であらわすとこの四文字熟語になる。

前回までの音楽の話、全4話で力尽きたらしい。

 

緩く過ごす参考にしたい方のみ見てほしい。

逆に、今現在目標に向かっていて、生き生き生きている方には何の薬にもならない。

力が抜けすぎてやる気を無くしても責任は持てないので、自己責任で読み進めるように。←何様?

 

またまた懲りずにプータロー時代のリハビリ日記を紐解く企画。

誰得?ほんと私自身が甚だ疑問である。

これが2018年プータロー期に残された最後の日記なのであった。

終わると思うと名残惜しくなる。

それが人間のサガというもの。

 

この頃日記が面倒になって文字数が段々減ってきているのが何とも正直である。

本当に、日記が続いてる方の静かな持続力というものには頭が下がる。

継続は力なり。

私に一番送りたい言葉なのであった。

では、最後のプータロー日記、どうぞ。

2018年12月26日

日記一日お休みしての本日。

今日はマミーとスーパーで年末食材お買い物。やはり力仕事はマミーには負担なので久しぶりに荷物運びで出動。いい運動になった。こういう用足しを運動ととらえれば面倒臭くなく働ける現金な私なのであった。掃除も同じ。

 

親戚のこども達へのお年玉用の現金もおろした。お年玉袋も買った。混むときに買い物するの嫌だから準備は万端なのだけれど、ではその浮いた時間で年末年始は何をするって話。

 

本を沢山借りるか買って読破する?DVDで沢山映画を観る?

そうやって、いつも賢く時間を節約しているつもりなのだけれど、結局やりたいことなんてないのよね。

 

目標もなく、節約した時間を使うことなくただ日々をぼんやり、のんべんだらりと生きていくのだ。

勉強したほうがいい。運動したほうがいい。自分を磨いたほうがいい。

そうしたいのだが、ついついだらだらしてしまう。

 

基本的にやらなきゃいけないことやるのは嫌いなんだろうな。

皆さん、意識高い系の方はどのように自己を律してアグレッシブに人生を生きているのだろうか。

 

目的を持って計画的に勉強した事って、そもそもあっただろうか?

 

プー生活そろそろ4か月だけれども、こういう生活のなかで目標と規律をもって暮らせる人を心から尊敬する。こういう風に尊敬するとか他人事みたく発言するってことは、我が物事と捉えていないんだろうな。ほら、このだろうなって言い方もそう。

何なの?この他人事のコメント。やる気がないんだよ。

 

資格と取ろうとして取り寄せた教材をまず消化しよう。

以前買ったビジネス実用書を読み返そう。

スケジュールを組むだけでなくてそれを実行しよう。

まず目標を立ててそれを実行する方法という実用書を見てみよう。

(↑www)

 

あとはWi-Fi届かない部屋で使うパケット料金がかさんでいる。節約しよう。

 

ネットはリビングでのみ。部屋に引っ込んだら読書をしよう。

22時から23時には寝よう。朝7時には起きよう。

午前中に運動と掃除をしよう。午後は用足しと料理をしよう。

その合間の家族がいない時間に勉強。ネット。部屋で読書。

スケジュール表を作ろう。

正月明けに就職活動をして2月になる前には就職しよう。

就職したら好きなものを買物しよう。

沢山で出かけよう。

 

なんと意識低い系な過ごし方なのだろうか。

ハードル低すぎ。

低すぎるハードルを越えられなさ過ぎ。

 

結局、スケジュール表は作らなかった気がする。

とりあえずもう自力で規律正しい生活は無理なので、2月になる前に就職しようという目標だけは守った記憶がある。この後約1ヶ月後に就職した。

 

こうして、5ヶ月ほどのプータロー生活はピリオドを打つ訳だが、強制的に日記の悩みは就職によって強制終了した。

元々登録していた派遣会社へ連絡、紹介から1~2週間以内で就職。

なんとあっけない終幕か。

今振り返るとなんと愛しき日々。

 

とりあえず9月からの5ヶ月で5kg太ったので4年ぶりくらいに着たスーツがピッチピチで、冬なのでなんとか誤魔化して着たが、鬱になる出来事だった。

体重は4年経った今も戻らない。

oh・・・。

 

ただ、何も用事のない家で過ごすの、余裕過ぎ。

日がな一日猫を愛で、気が向く程度に掃除をして、夕飯メニューを考えて作るだけでほぼ一日が終わる。

何の支障もない日々。貯金は切り崩したが。体調不安があり、すぐ就職しないのは目に見えていたから職安すら通うのが億劫で失業保険の申請すら行かなかった。

 

就職してみると。

ともかく、外で働くだけで運動になったし、お給料がもらえるって本当に素晴らしい。

定時でビッと帰れる職場だったし、黙々コツコツ働いていたら認めてくれるいい職場だった。

只、もうガツガツ働く気力はなくなって、その当時より残業も休日出勤もそれプラス月2~3日のアルバイトもしていた2018年以前の自分のようには戻れなかった。

そこからの私は、低収入でも快適に暮らしていく節約道へと目覚めていくのであった。

#猫 #愛猫 #みにょん #ピンクの猫じゃらしがお気に入り



 

なんの身にもならない話なので、猫の写真でも見る回だということで、この写真をお納め致そう。

その当時の愛猫、みにょんのサービスショットである。

本当に、家にずっといても全く支障が無いのは猫の力である。

ここで、打首獄門同好会の名曲、「猫の惑星」を併せて紹介したい。

 

前述に戻り節約の話。

Wi-Fi届かない部屋で使うパケット料金がかさんでいる。節約しよう問題については、その後中継機を購入してWi-Fi届かない問題は解決済み。携帯電話は格安SIMに乗り換え家計は見直し済み。

 

(断捨離を匙投げ、ファッションに再燃するのはここを挟んでから。)

 

この時代とコロナ禍を経て、節約道に目覚めた私が、通った道を紹介するのは、また別の機会に。

乞うご期待。

音楽の話が止まらない4~Lonely Rhapsody~LOVE ALL SURVE ALL~~

さて、まさかの第4回。

驚いた。全2回くらいで終わると思っていた。

 

私の幼少期から今までの音楽の軌跡を辿る企画。

どうしてこうなった。

私の影響を受けた音楽を年齢、年代をおって紹介するだけのはずが。

 

もう、藤井風を語り始めたのが運の尽きと思いあきらめなさるがええ。

(約:ここまで読んだなら毒喰わらば皿まで。最後まで読みなされ。)

(口調は陰陽座の名曲「組曲黒塚」の「安達ヶ原」の鬼婆の語り口調で。)

(わからない方。ごめんなさい。興味のある方は是非聴いてみてね。)

 

さて、今回のサブタイトルは藤井風氏の最新アルバムLOVE ALL SURVE ALLから、中核となる曲であろう「ロンリーラプソディー」から頂きました。

何故この曲が中核なのかと言うと、「Alone At Home Tour2022」のコンサートに参加した方ならきっと分かるはず。

MCの時、この曲の呼吸(すーはー)について言及していたから。メインテーマなのだろう、と私は受けとめた。

 

それから、アルバムタイトルに触れるが、2ndアルバム名のLOVE ALL SURVE ALL(全て(の人)を愛し全て(の人)に奉仕せよ)と先の1stアルバム名 HELP EVER HURT NEVER(常に助け、決して傷つけてはいけない)はセットの言葉なんだそう。

調べると、インドの聖人サイババ(現地ではサーイ・バーバーの発音で聖なる父の意)

の言葉で、藤井風氏のお父上が彼に教えた言葉のよう。

 

(私のサイババについての知識は、瞑想する際のナグチャンパというお香をつくった人っていう情報のみ。青い箱の、チャイハネとかで売ってるやつ。私は20歳くらいの頃そのお香を愛用していた。結構気に入ってるお香だった。どうでもいい情報)

 

藤井さんがベジタリアンヴィーガンではなく、ベジタリアンと公言している)なのは本人が折に触れ話しており、ファンの中では周知の事実。

このあたりにベジタリアンである理由があるのかも知れない。

 

コンサートの描写に入ろう。

 

私は去る2022年6月16日の、仙台サンプラザホールのコンサートを観覧してきた。

 

これから観覧予定のある方は、コンセプトはもう公表されていたとは思うが、楽しみのため読まない方がいいかもしれない。

ネタバレ嫌う方はここから読まないでね。

コンセプトは、彼の自宅にお招き頂いて、曲を聴くというもの。セットは自宅風のリビング、リビングの中央にはピアノがある。

舞台には彼たったひとり。たったひとりで弾き語り。

(もちろん、彼を支えるたくさんのスタッフさんが陰にいるのは忘れてはいない。)

 

階段があって屋上もある。

屋上の上で、ご機嫌なナンバーのときは弾き語りではなく、カラオケ音源風に歌う。

 

終始たったひとりで舞台の上。

 

屋上にはYASAI TABEYO

野菜食べよう

のメッセージ。

不思議ちゃん。

 

宮城県気仙沼のキャラ、ホヤぼーやと戯れ、会場全体が母性本能をくすぐられる事態が発生する。

あんなかわいいもの、久々みたわ。

 

不思議ちゃんのかわいこちゃんなのに、演奏は天下一品。

 

一人で舞台の上。全然物足りなくなんてない。

ピアノ一台と声でどうしてあんな音がするんだろう?音色の、和音の豊かさで単なるピアノではない、いろんな音がする。

打楽器のような、管弦楽器のような、金管楽器のような、沢山の種類の音色が聴こえるピアノ。

彼の歌声は和音のようだ。

重なり、合わさり、深みを感じる。リズム感というか、グルーヴが今までの日本人歌手では聴いたことがないニュアンス。

もちろん似ていないのだが、リズム感に衝撃を受けたのは久保田利伸さん以来、ってくらいぶり。

 

楽器を全くやらない自分だが、聴いてきた音楽のデータだけは膨大なので、その視点から表現するのを許して欲しい。

 

そしてリクエストのコーナー。

ホール内に入場するまえに、配られた紙に風さんへのリクエストを書いて、ポストに投函するということをした。

そのポストが舞台に置いてあり、そこから風さんが紙を引いて、ピアノよりキーが少ないキーボードを寝そべり弾きながらリクエストに応えていくという。

 

分からない曲はスマホで検索し、ちょっと聴いてからすぐ即興演奏、歌唱。

 

度々「この時間大丈夫?」と聞いてきて、ほんわか。

 

宮城県民なら誰もが知っている「八木山ベニーランドのうた」は私の中で凄かった。

私の知らないAメロも鮮明に聴けた。

即興の能力凄すぎ。

てか、リクエストした方グッジョブ過ぎ。

 

サンプラザホールは特殊な形をしており、ほぼ舞台正面からみてアーチ状、と言うのだろうか。2,3階席の一番端の人は、結構な角度から舞台を見ることになる。真横というのか。

 

その角度が観にくいのを配慮してか、風さんがリクエスト用紙以外から、会場から直接リクエストを募る。

「ごめんな。端っこの人優先でリクエスト聞くからな。」断り謝りながら

「じゃあ、あっちの端の人。」など、スタッフさんに向かわせてマイクを向けて風さんにリクエストを届ける形式。

ほんわか。愛に包まれる会場。

 

このへん以降はネタバレでもないので、読んでも大丈夫かと思いますよ。

 

わたし(達)、確かに、風さんに愛されてる。

わたし(達)、確かに風さんを愛していて、風さんちゃんとそれを受け取っている。

 

気持ちの交換が、そこで行われた。

何度も色んなアーティストのライブに行ったし、そういう気持ちの交換というのは今までも体感したことはあるけど、紛れもなく、愛。愛。愛。

愛の濃ゆさ?量?素粒子?原子?

愛の量を量る単位って何?

つまり、それが多いというのか濃いというのか。

与える力がすごい。

すごい人だ。

アーティストということを超えて、ヒーラーとか、サーバー(コンピューター的な意味ではなく、奉仕する人の意で使用してます)というか。

いうなれば、アガペー(至上の愛、神の愛の意)。

そう、一言で言うと、アガペー

 

演目が、コンセプトが、曲が何とか関係なく、これは彼は何を演じても皆に与えちゃうし、癒やしちゃうし、包んじゃう。

 

でも、全然近寄りがたくなく、普通の人間の感覚を持ってる人なんだなって親しみが持てる人柄。

 

現在風さんはツアー半ばで休養を取らざるを得ない状態になり、ツアーは一旦お休み中。

公演のスケジュールタイトだものね。

あんなに与えてばかりいたら休養も仕方ないよね。

 

ファンの方達のSNS等のツイートをみると温かなコメントの数々。

こういうのも本当に癒やされる。ファンの方々の風愛をみるのも本当に好き。

 

風さんが無理なくツアーを再開できる状態になって、まだまだ沢山の方に愛が届くのを、一個人の名も無きファンですが、お祈りいたします。

(2022年7月21日時点で、広島公演から再開したもよう。風さん、無事復帰おめでとうございます。スタッフの皆さん、ご尽力ありがとうございました。ファンの皆さん、楽しんできてください!)

 

自分語りのブログのはずが、最終回にこの階は藤井風さんへの愛を叫ぶ回になってしまった。

#藤井風

 

ここでタイトル回収。

このコンサートで私が受け取ったのは。

 

「孤独なんて幻想

気にしなきゃいいの

みんな同じ星

みんな同じ呼吸

 

すーはー

 

w孤独なんてゲーム

楽しめばいいの

みんな一人でしょ

みんな一つでしょ

 

何をしたの 何もしてないよ

君は誰なの 僕は君だよ

何も違わないよ

なんで泣いてるの 何が悲しいの

もう分からないよ

あ~あ

ため息は幻

 

 

もう聴こえない ロンリーラプソディー」

 

(ロンリーラプソディー 歌詞 (c)Universal Music Publishing Group)

 

 

このメッセージ。

 

 

今度こそ、音楽の話がとまらないは全4話 は完決!!!

ありがとうございました。

音楽の話が止まらない3~It‘s my Life~It’s now or never~~

さて、終わりがないような話も、始まったからには終わらせねばならぬ。

ようやく成熟した聴き手となった私は、やっと、Juzzを享受する資格を得たのであった。

 

説明する迄もないかも知れないが、ちなみに今回のサブタイトルは誰もが知る、あの世界的ロックバンドのBonJovi のこれまた説明する必要も無いヒット曲It‘s my Life からである。 サビの大合唱が巻き起こるであろうあの歌詞部分を抜き出してみた。

~It‘s my Life~It’s now or never~~

訳すと

(これが私の人生~今しかない~)。

 

図らずもMAXで熱い気持ちが乗り移った部分抜き取っている。

世界はメタファーだよ、田村カフカくん。(村上春樹海辺のカフカ」より。)

 

思えばジャズの入り口は、EGO WAPPIN‘というアーティストかも知れない。

2000年頃だっただろうか。「Midnight Dejavu~色彩のブルース~」がどこかの有線が流していたのを、耳が拾った。

当時CDショップに勤める友人のところへ行き、何とか覚えた旋律を歌って伝え、この曲のタイトルを導いた。グッジョブ。優秀なCDショップの店員さん。正解でした。

即買いしたこの曲のCD。

#EGO WRAPPIN’ #色彩のブルース



昭和歌謡曲風とか、キャバレー風とか称させることが多かったようだが、私には上等なセンスのジャンルの曲に聞こえた。

そう、これがジャズなんじゃないのか?

 

ともかくそこから椎名林檎もそんな曲調の曲が増えてきて、(3rdアルバム「加爾基 精液 栗ノ花」あたりから?)入り口が広がった。

 

そこから2018年頃、病気後の療養中にビル・エヴァンスに出会う。

 

クラシックで言うと、エリック・サティドビュッシーなんかの印象主義音楽っぽい雰囲気があってクラシックファンの私は入りやすかった。(サティは印象主義ではないみたいだが)

 

EGO WAPPIN‘のときは、酒!強い酒を私におくれ!

という感じでしたが、

ビル(馴れ馴れしい呼び方?)のサウンドだと温かい紅茶を所望したい。

って気持ちになる。わかるかなー?

 

私は、クラシックでもジャズでも、とにかくピアノ曲が好き。

 

同年、H ZETT M(H ZETTRIO) の「Dancing in the mood」にドハマりしてエンドレスループしていた私。日本人でこんなかっこいいジャズのオリジナル曲できるんだ!!!と感銘を受けとてもセンセーショナルでした。

↓リンク

H ZETTRIO/Dancing in the mood [MUSIC VIDEO]

https://youtu.be/SHdR7skLg6E

#H ZETTRIO

H ZETT M氏は椎名林檎の在籍バンド東京事変の第一期のキーボーディストでもありましたが、あのときはクラシックっぽい響きのキーボード(ピアノ)パートだなーという印象で聴いていたが、ジャズも基礎がクラシック寄りにある方が私の好みなのかも?

 

 

この療養中にはこの二組のジャズアーティストと、先述のハードロック&ヘヴィメタルなバンド4組と、ちあきなおみさん(やはりさん付け)を特に聴いていた。

 

そして、私は音楽をもっと手軽に聴きたい!とついにこの時期アップルミュージックのサブスクリプションを導入する。

私の中の不満はちあきなおみ中島みゆきがサブスク解禁してないことくらい。

 

2019年頃には米津玄師もB‘zもサブスク解禁して、ほぼ不満は解消した。

サブスクを導入して以降、よく聴いたのはKing Gnu、Officil髭男dism、SUCHMOS、WONK、折坂悠太、藤井風。

 

King GnuとOfficial髭男dismはテレビメディアの歌番組によく出演するので説明は不要かと思うので省略する。

SUCHMOS、WONK、こちらも長くなりそうなので今回は割愛。

 

折坂悠太はKing Gnuメンバー2名がおすすめのアーティストとして名前を挙げていたのがきっかけ。YouTubeのFirstTake(一発撮りで演奏するという企画。色んなアーティストがやって話題になってます)で、「朝顔」という曲をやっていて、それを観たらもう虜。アコースティックギターのチューニングの音聴いただけで、「あ、この人天才だ」って思ってしまった。

音楽のジャンルはなんだろう。J-POPにも歌謡曲にもくくりたくない。原始的な、太古の時代の神様に捧げていた音楽の香りがする。そして演劇的。

むかし、高校生の時一度だけ観に行った(忘れもしない仙台西公園)、唐十郎の赤テントの演劇の匂いがする。(個人の感想です)

とにかく、男性ソロアーティストでは山崎まさよし森山直太朗以来の個性の持ち主。(私の中で。)

 

そして藤井風!

私はYouTubeでストリート・ピアノの動画を観るのが大好きなのだが、そこに紛れ込んできたのが彼のピアノの弾き語り動画。

中学生から動画をあげ始め、高校生時代は学業に専念するためお休みしたらしいが、また2019年位から動画をあげはじめた様子。

椎名林檎の「丸の内サディスティック」のカバーあたりが一番最初に観た動画かも知れない。

私は洋楽のカバーが大好き。

 

エルトン・ジョンの「Your Song」、ビリー・ジョエルの「Just The Way You Are」、スティングの「Englishman In New York」

そして、ギルバート・オサリバンの「Alone Again(Naturally)」。

特に好きなのがその4曲だ。絞るの大変だった。

 

なんで、なんで君が生まれる前(彼は1997年生まれの現在25歳)どころか、私が生まれる前の洋楽まで知ってるのー?

しかも流暢な英語の発音。

最近のエド・シーランやらLizzoやらもカバーしていたけど、私は古い洋楽のカバーがより好き。

その影響か、コメント欄を観ると50代以上の男性の方も結構いる。青春時代に聴いた名曲を、素晴らしいアレンジでカバーしているからかしらん。

 

ピアノが素敵!声がジャジー!天使のような性格!

極めつけにあのヴィジュアル!!!

#藤井風 #HELP EVER HURT NEVER



音楽の方にヴィジュアルのことを言うのは極力控えているのだが、まいったね。彼ってば。そこも凄く魅力的なのだもの。

 

というか、君、オリジナルも曲あんのかよ!

と彼の曲にたどり着いたのは2020年10月頃。

オリジナル曲との初対面は3rd配信シングル「優しさ」でした。

テレビ番組で歌唱にはあまり出ないが、よくニュースで特集はされている。

そうだよね。気になっちゃうよね。

2021年末紅白は、彼を観るためだけに観たと言っても過言ではない。

MISIAへ楽曲提供した、トリのセッションも素晴らしかった。

もう一度観たいなあ。どこかに動画ないかなあ。

 

そして、2022年6月。満を持して私は仙台サンプラザの「Alone At Home Tour2022」

に参戦したのであった。ああああ。

話が終わらない!!!

ちっくしょー!!!

もうこの技を使うしかない!

 

つづく。

音楽の話が止まらない2~Can‘t stop fallin’ in love~誰も~~

さて、自分の音楽好きのルーツを自分の年齢に沿ってご紹介していくこの企画。

第2回目。

やはりというか、18歳くらいまでに私の趣味嗜好が確定したような気がしたので、前回がどうにか4歳~18歳までを収まるように心がけたが、実は17歳~18歳の一年が一番濃い。

濃い1年なので収まらなかった17歳頃から今回は始めてみようと思う。

 

ちなみにタイトルの~は分かる方には分かるだろうが、globeの曲名と歌詞の一部である。小室哲哉氏のTKサウンドも思春期の私のそばにはいつも在った。

 

17歳。2月の早生まれの私は高校三年生。コンビニのバイトと自動車学校の講習に勤しむ。就職組なので勉強は最低限、演劇部は自分と向き合う時間が欲しくて高校2年生で辞めた。自分に向き合いつつ遊びにも余念が無い。

 

あー濃い。濃いーの来るよ。クラシック興味ない方ここ飛ばしてください。

この頃デアゴスティーニ(付録付きマガジン。分かる人には分かる。)のクラシックコレクション、チャイコフスキーの巻を購入。バレエ漫画、「SWAN」にドハマりしていた私は「白鳥の湖」がどうしても聴きたくて。

この頃仙台の新生堂でよくクラシックのCDを漁っていた。普通のアルバムよりクラシックのCDは著作権の関係で安かったりする。それもお得感があって購買意欲となる。

 

いまは新生堂はなく、違うCDショップになっているけど。あの前を通りかかけると今でもノスタルジックな気持ちになる。

ちなみにクラシックで初めて買った(母にねだって中学生の時買ってもらった)CDはショパンポロネーズ集(アレクサンダー・ブライロフスキー演奏)である。

カインズがカインズホームの時代、ワゴンの中から選んで買ってもらった。

 

そして2番目に購入したクラシックのアルバムはチャイコフスキーの〈悲愴〉。

確かベルリンフィル演奏のカラヤン指揮。

完全にタイトル買いである。

このころはマイナーコードの陰鬱な悲しいクラシックが大好きだったのである。(今もか。)

そんなわけで、ショパンチャイコフスキーはクラシック曲において私の核である。

あー濃かったなかなか進まない。クラシック興味ない方ここまで飛ばせましたか。

そうして17歳の終わり。

私の永遠の・・・なんだろ。ロックアイコン?ダークサイドクイーン?メンヘラ(当時はない言葉だった)姫?

 

Coccoに出会うのであった。

 

沖縄出身のシンガーソングライター。絵本もかき、エッセイも書く。女優もやり、バレエもやる。(あとはウィキペディアでみて。)

長くつらかった思春期の終わりに彼女に出会えたことは、本当に僥倖である。

つらいことには終わりがある。そう教えてくれた。

彼女は孤高であることは恐るるに足らないことであることを教えてくれ、私のつらい思春期を通過儀礼として必然だったものとして昇華させてくれた。

Cocco #ブーゲンビリア

 

今でも彼女はかけがえのない存在。私のスター。

当時はCoccoのような声で歌えるなら、悪魔に魂を売ってもいいと思うほど焦がれて憧れた。

 

そして、ついに椎名林檎である。

この頃19歳だった私。

こちらもCoccoとは違った意味で私にものすごいインパクトを与えた。

歌詞の世界観、独特の言い回しやなんだか懐かしい香りのするよな、斬新なよな曲調。そしてエロくてアダルティ。

椎名林檎 #無罪モラトリアム

 

Coccoの官能的な世界観と椎名林檎のエロスはもう女はあばずれるくらいが丁度いい。という価値観を私に植え付けたのだった。

 

彼女たちに出会わなければNIRVANAの破滅的な生き様ロックも、女の悲しい性

(さが)を歌う昔の歌謡曲も、より楽しめる感受性が育れなかった。気がする。

 

17歳から20歳までであったアーティストは女性シンガーが大豊作。chara、UA、Fay Ray、aiko矢井田瞳、MISIA、そして宇多田ヒカル

私の青春。

 

そして23歳。

ACIDMANの王道かつ前衛的なロックにはまりライブに何度も通い、

ロックのインストゥルメンタルを聴ける耳が養われた。

 

そこでやっと理解するのである。X(JAPAN)のバラードの間奏の意味が。

 

私はクラシック以外の歌詞のない曲を聴くのが苦手だった。

Xのロックナンバーは好きだけど、バラードはとばしてアルバムを聴いていた。(ファンに絶対叱られる。)

hideもこの頃から聴き直し始め、私の心で不動のロックスターとなる。

現在ほど好きでなかった19歳の当時ですら、hideが亡くなったときの衝撃はすさまじかった。

テクニカルな歌唱ではない、けど心に届く。そんなキミだけの世界が好き。

 

そこから、陰陽座のようなハードロック&ヘヴィメタルの様式美のロックも大好きになるのだった。

この頃やっと34歳頃。

人間椅子も。しっぶうううううううい!たまらん。

畑がないと理解できないのは、こういう種類の音楽なのかもしれない。

 

人間椅子はここ最近海外でもうけているらしい。

キャリアがものすごく長い方々。今再び花開いていて感慨深い。

ほんと、継続は力なりをみせてくれた人間椅子。最高。

(ちなみに私の大好きな江戸川乱歩の短編小説が由来の人間椅子というバンド名センスったら!大好き。)

曲も江戸川乱歩芥川龍之介やら妖怪やら怪談やら落語やら。モチーフがそそる。

久しぶりに江戸川乱歩の短編を最近読み返したが。

「芋虫」と「人間椅子」という短編が特に好きです。

人間椅子

 

話は陰陽座にもどるが、京極夏彦手塚治虫山田風太郎や・・・モチーフが膨大。

楽曲をほぼつくるベース&ヴォーカルのリーダー、瞬火さんの頭の中を覗いてみたい。

この時点で、ベース&ヴォーカルって言葉に弱くなる。

(THE ALFEE とWANIMAも敬愛するようになる。)

 

個人的には能楽をモチーフにした「組曲黒塚(2部作)」や「道成寺蛇ノ獄(どうじょうじくちなわのごく)」「組曲義経(三部作)」が特に好きです。「道成寺」は能か歌舞伎で一度観てみたなあ。

ツイン・リードギターのハモリが神過ぎて失神しそうになる。

何より女性ヴォーカル黒猫さんの美声は類い希なるもの。筆舌に尽くしがたい。語るに及ばず。やめておこう。

陰陽座

 

やっと、ここまできた。

 

ここまできて、やっと、ジャズを聴く土台が完成しました。

 

ふう。

まだ終わらんのかよ。自分でもほとほと嫌になる。

だが、始めたからには終わらせねばならぬ。これが私のブログスタイル。

 

つづく!!!!!!!